第110回でもう一度坂出の図書館に寄ってみるつもりですと書きました。受付の女性たちに聞いてみたところ、現在は一セットだけ蔵書しているそうですが今は貸し出し中でした。どんな管理をしているのか質問してみたところ、四国新聞の記事の閲覧制限なしは、 その通りですが、坂出の図書館は狭いので1巻から10巻のような場所を取るものは自由閲覧にはせず別の場所においていて、申し出があれば貸し出すという方 法を取っているそうです。いわば消極的な閉架と言うような状態で、子供が目にして何時でも読めると言うような状態ではないそうです。
ということで、敢えて閉架にするようにとの申し出はしませんでしたが、6巻以後は酷い内容であるということは説明してきました。
我ながら、根性無しで、クレームをつけるのがどうも苦手で、結局は強く言えませんでした。情けない。ちょっと訓練が必要かも。
さて、この時、もう一つの目的がありました。第15回や第104回で取り上げた「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」が置いてあるかどうか気になったので調べてもらったら購入していませんでした。
そこで、早速購入申請の用紙に書き込み提出したところ、すんなりと受け取ってくれ、入荷したら電話をしてくれるとの返事をいただきました。
もっと審査とかあるのかと思ってましたが、こんなにすんなりと受け付けてくれるとは意外でした。この調子だとどんな本でも買ってくれるのでしょうか。
そこで、これからはお金がなくて購入を遠慮していた本、それも自虐史観の嘘を暴いてくれるような本を申請しようと考えました。
これなら、はだしのゲンを閉架にするように言えなかったクレームの苦手な私でも一人でも多くの人に自虐史観から脱してもらうお役に立てるかもしれません。これはやってみる価値ありそうです。