新しい技 術はひょんなアイデアから生まれる時が多いような気がします。結構あたらしい技術の話題には興味のある私です が、今度ばかりは意表を突かれました。誰も常識と思い込んでいるものをひっくり返すのはこうした考えなんでしょ うね。
YOMIURI ONLINEより 2013年9月19日
防衛省は、 レーダーで捉えにくいステルス性能を持つ最新鋭戦闘機を探知するレーダーの研究開発に本格的に乗り出す。
中国やロシ アがステルス性能に優れた戦闘機の開発を進めていることを踏まえ、日本の防空態勢を強化する必要があると判断し た。2014年度予算の概算要求に研究費37億円を盛り込んでおり、10年後の実用化を目指す。
レーダーに探知されにくいステルス機は、相手に探知されないうちに接近し、攻撃できることから、ステルス性能は「第5世代機」と呼ばれる最新鋭の戦闘機開 発の焦点となっている。中国は戦闘機「J(殲)20」の開発・製造を急いでおり、米政府の調査・分析では、25 年までに200機程度配備する可能性がある という。ロシアも「T50」の開発・量産化を急いでいる。
これらの周 辺国のステルス機に対し、「専守防衛」を掲げる日本は、防空の要として、ステルス性能を持つ戦闘機を早期に発見 し、警戒監視するレーダーの能力を研究・開発する。
こんな考 えって防衛の世界では当たり前だったのかもしれませんが、久しぶりに興味が湧きます。もしこの開発が成功すれ ば、何百億円もで買わされているステルス戦闘機もかたなしですね。尤も、盾と矛のように矛盾を抱えながらの開発 競争になるのかもしれません。
それにしても、何故か、これは日本人に向いている開発だと思えて仕方ありません。これとか第 5006回の「クモの糸のバリアー」を開発して、どこからも攻めることのできな日本を構築し て、世界に武器が役に立たない時代が来たことを思い知らせ、戦争のない世界ができるなんてことは無いもので しょうか。
又、笑われそう!