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台風と地震、どっちが大きい

2013年09月08日 | 日記・その他

  自然エネルギーに関する 面白い記事がありました。台風と地震のどちらのエネルギーが大きいかと言うのです。おまけに富士山の噴火まで比 べていました。
  ちょっと盲点を突かれたような感じで直ぐには応えられなかったのですが、被害の大きさから言うと地震か なとも思いました。その回答にはちょっと疑問があるような気がします。

  スマート ジャパンより  2013年8月30日

  台 風と地震、どちらのエネルギーが大きい? (1/2)

  ・・・略

  国土交通省中部地方整備局が設置し た「中部地方の天変地異を考える会」は、「スーパー伊勢湾台風」「東海・東南海・南海地震」「富士山の噴火」な ど巨大災害に関する被害評価や検証結果を2006年に発表している。

 同会は第6回検討会で、「天変地異のエネルギー(試算値)」という資料を公開、エネル ギーの概数値を示した。

 台風のエネルギーを計算する前提と なったのは、1976 年9月に発生した台風17号だ。台風17号の特徴は日本の上空で停滞したこと。このため、降水量が最も多い台風として知られている。資料では降水量を 837億トンとしている。これは前回のクイズで登場した日本最大の発電用ダム、奥只見ダムを140回、空の 状態から満水にできる水量だ。

  これだけの量を雨として降らせるた めのエネルギーは1.8×1020J(ジュール)だという。1Jは 1Ws(ワット秒)に等しい。従って、台風17号のエネルギーは2012年の日本の総発電量9408億 kWhの53倍にも達することになる。

地震と富士山はどちらが大きい?

  資料で試算した地震のエネルギーは どうだろうか。今後、静岡県の駿河湾から四国沖まで太平洋上で3 つの地震が連動して起こる可能性が指摘されている「東海・東南海・南海地震」が、例に挙がっている。計算によれば、マグニチュード8.7の地震が発生する と、エネルギーは7.1×1017Jだという。最大級の地震ではあるものの、先ほどの台風と比較すると約 250分の1のエネルギーだ。マグニチュードの値 を2011年時点の予測値である9.1で計算し直しても、台風のエネルギーの方が大きい。なおマグニチュードの値が1つ大きくなるとエネルギーは約32倍 になる。

  資料によれば、富士山の噴火によっ て放出されるエネルギーは意外に大きい。歴史上最大の噴火だった1707 年の宝永大噴火では約12億トンの噴出物があったことから、熱エネルギーを1.2×1018Jと試算、これ はさきほどの地震の2倍弱に相当する。

  確かにこの回答は正しい のでしょうが、それは総量の比較と言うことになるのじゃないでしょうか。台風や噴火には時間が多くかかっている のが入っているような気がします。そうじゃなく瞬間的なエネルギーの比較も必要なのじゃないでしょうか。
  台風は発生してから消滅まで何日もかかります。噴火だって地震よりは時間がかかりそうです。
  そのあたりの計算も入っているのかどうかは分かりませんが、どうも考慮されていないような気がします。 どちらなんでしょうね。
  とは言いながらも、どれもこれも直撃に会えばひとたまりもないのは同じような気がします。南海地震が必 ず来る香川ですが、できれば会いたくないですね。

果たして経験 することになるのか!