団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

中国がインドネシアの政府保証を求める

2016年02月10日 | 中国

  7 日、第5971回の「ジャカルタ高速鉄道、工事“出発進行”できず」で、インドネシアが、計画が頓挫した場合、国家財政による救済はないことへの承諾も求めたということで、どうなるかなと思ってたら、早くも、中国側からとんでもない要求が来ているようです。
  流石、恥知らずの中国だけのことはあります。インドネシアもいい加減懲りても良さそうなものですが、果たして、どうなることやら。  

   グローバルニュースアジア -Global News Asia-より   2016年2月5日(金)

   中国がインドネシアの政府保証を求めるー高速鉄道計画
 
   2016年2月4日、現地メディアによると、高速鉄道計画の中国案採用を積極的に勧めた国営企業大臣は「中国側がインドネシア政府の保証 を求めている」と明言し激震が走った。中国案を採用した理由は『中国は、インドネシア政府の債務保証を一切求めないこと』だったからだ。

  しかし、大統領令(2016年第3号)には「政府保証を行う」と明記されていた。この問題について国営企業大臣は、法律面だけで事業資金の事ではないと苦しい言い訳をしているが、批判の的になっている。

  インドネシアの高速鉄道計画は、政権内部で混乱の原因になっている。1月21日の高速鉄道の起工式に担当の国土交通大臣が欠席したことから、注目を集め露見した。

  国土交通大臣は「私は高速鉄道の認可についての手続きをするだけで、この計画が正しいのか、必要なのか、採算性はあるのかについては国営企業大臣に聞いてほしいと」と話しを濁している。
 
  以前から国土交通大臣は、日本案を高く評価しており、中国案の採用が決まった時に「国土交通省は、高速鉄道の認可についての手続きをするだけで、計画について責任は持てない」と不安を示していた。

  国土交通大臣の不安は的中しており、許可申請の書類も中国語で提出するなど、中国側の対応は杜撰だ。従来、提出書類の言語はインドネシア語だけだったが最近は英語での提出が認められるようになった。【編集:高橋大地】

 

  腐敗が蔓延しているのかと思っていたら、インドネシアにもまともな大臣もおられるのですね。これは、益々、もめそうですね。

  何と、インドネシアは以前にも中国の騙されて大変な目に会っているそうです。それでも、中国を採用するとは、やはり、腐敗の根は深そうです。

   グローバルニュースアジア -Global News Asia-より   2016年2月2日

  中国に騙される! 欠陥旅客機の二の舞か、高速鉄道計画に不信感広がるーインドネシア

  2016年2月2日、遅れている中国の高速鉄道計画について、インドネシア国民の間では、中国に対する不信感が広がっている。日本製ではなく、中国製の導入を決めたジョコ政権に対しての非難も多い。

  以前、素晴らしい仕様書に騙されて、粗悪航空機を導入させられたことがあったからだ。それは、中国製プロペラ旅客機MA60(中国名は新舟-60)。墜落や多くのトラブルを起こす欠陥機だった。

  インドネシア国内で2011年5月、墜落事故を起こし25名が死亡した。この他にも、車輪が出ず胴体着陸を行った時に胴体が2つに折れるなどの事故も 発生。先進国での導入実績はなく、中国の航空機専門家も設計や製造の稚拙さを指摘しており、中国国内でも危険な機体との認識が広まって、四川航空などは運 航を取止めたほど。インドネシアでは、購入禁止機種に指定した。高速鉄道についても、安全面について疑問の声や不信感が広がっている。【編集:高橋大地】

  それにしても、中国の恐ろしさは限度が無いようですね。鉄道ばかりか、欠陥飛行機まで平気で売りつけるんですね。流石、人の命なんて何とも思って無い国だけのことはあります。
  それでも、採用する国があるのも恐ろしい話です。

呆れるしかないですね!

★新渡戸記念館問題続報

2016年02月10日 | 新渡戸記念館

  ねずさんが、2015年8月24日 (月)、第51 回の 「十 和田市の暴挙と新渡戸記念館」などで取り上げてくれて、知った大問題ですが、やっと新聞が取り上げてくれた そうです。やはり、産経新聞です。

  これも、ねずさんが取り上げてくれました。こんな大問題を未だに取り上げないマスコミや政府は、やはりおかしいです ね。

   小名木善行 ねずさんの ひとりごとより   2016年02月05日

  新 渡戸記念館問題続報(5)

  青森県十和田市にある新渡戸記念館が、在日と思しき十和田市の一部の悪質な連中によって廃館の危機に貧しているとい う問題について、このブログでみなさまにお知らせをしてまいりましたが、このたび、産経新聞がこの問題を全国紙の記事と してとりあげてくださいました。
実に冷静な記事です。

  産経ニュースより     2016.2.2

  【視線】 『武 士道』が泣いている 編集委員・安本寿久

  「市としては、資料は称徳館に移そうと考えています。どう展示するかはその後、考えたい。向こうは拒否されています が」

  この説明を聞いたとき、裁判になるほどもめている理由がわかった気がした。青森・十和田市立新渡戸記念館の存廃をめ ぐって、市と新渡戸家が争っている問題についてである。

  騒ぎの発端は昨年2月だった。同市が、同館の耐震診断を行ったところ、極低強度と判明したとして、4月1日からの休 館と館の取り壊しを発表したのである。休館後の資料保存、展示のための代替施設案は示されなかった。

  同館は、同市発展の基礎になった三本木原の開拓に尽力した新渡戸傳(つとう)、十次郎父子らの足跡を伝えるため、昭 和40年に開館。もともとは十次郎 の三男で国際連盟事務次長を務め、著書『武士道』で知られる新渡戸稲造の蔵書、遺品などを収めた私設新渡戸文庫だったた めに、新渡戸家が無償貸与した土地 に市が館を建て、資料を新渡戸家が寄託する形を取った。館長には新渡戸家の人が就任してきた。

  市の発表が急で一方的だったため、館長の新渡戸家8代目、常憲氏が専門家に耐震性の調査を依頼。補強すれば使用は可 能という判断を得て再調査や館の存 続を求めたが、市は応じず、資料の撤去や鍵の返還などを求めたため、新渡戸家が廃館・取り壊し決定の差し止めと耐震診断 の再調査を求めて提訴した。

  新渡戸家が憤慨し、懸念も持っているのは約8千点に及ぶ資料の扱い方である。市は、東北地方で同様の耐震診断で問題 があった博物館が約10館あった が、すべて財団法人や自治体が寄贈を受けた資料を保存展示していると指摘。市の予算を使っての保存は今後しないと告げ、 資料の寄贈か撤去を求めている。も し寄贈した場合はどう扱うのか。筆者が市の担当者に質問した際の回答が冒頭のものだ。称徳館とは、名馬の里でもある同市 が、馬に関する資料5千点を展示し ている馬の文化資料館である。新渡戸稲造の蔵書などが、馬の資料と同等の価値という判断なのである。

  「今も資料を市の所有物である展示ケースから出せ。その後は段ボール箱にでも入れておけばいいといわれている。その 判断は人類共通の遺産である文化財の保存上、妥当なものでしょうか」

  館長はそう語る。市がこの遺産の展示・保存のために支出する年間予算は館長、学芸員の給与も含めて2300万円であ る。その費用対効果ともいえる入館 者数は平成26年度で1万308人。稲造が五千円札になって5万3831人を集めた昭和59年度ほどの集客力は今はない が、それでもコンスタントに1万人 前後が入館する。

  作家・童門冬二氏の呼びかけで、地元ゆかりの先人を街づくりに生かそうとする自治体が集まる「嚶鳴(おうめい) フォーラム」という団体がある。参加自治体の一つ、岐阜県恵那市は江戸期の儒学者、佐藤一斎の「三学の教え」を生かした 街づくりをしている。

  〈少にして学べば即ち壮にして為す有り。壮にして学べば即ち老いて衰えず。老いて学べば即ち死して朽ちず〉

  この教えを実践するため、教える意志と知識のある人たちに公民館などを開放したところ、高齢者の病院通いが減り、医 療費が減ったという。先人は十分、活用方法があるという好例である。

  今年開かれる岩手国体は「東日本大震災復興の架け橋」という冠が決まっている。新渡戸稲造の「我、太平洋の架け橋と ならん」という言葉にちなんだもの だ。新渡戸家はもともと盛岡藩士。岩手県は先人の価値を熟知しているが、青森県では『武士道』が泣いている。(やすもと  としひさ)


  新聞には、記者の記名記事と、そうでない匿名記事があります。
記名記事は筆者が責任を持って書いているため、たいていまともな内容になっています。

  この記事の冒頭にある市の回答は、「(新渡戸記念館の)資料は称徳館に移す。どう展示するかはその後考えたい」とい うものですが、その「称徳館」は、馬の展示記念館です。
本文にもあるように、人類の宝である新渡戸稲造博士の遺品を、馬の道具と同じ扱いとしてしか、十和田市は考えていないと いうことです。

  しかも、具体的に「どこに資料を移すか」について、十和田市が明らかにしたのは、不思議な事に、これが最初です。
それまでは記念館側の「記念館取り壊し後、資料はどこに保管するのか」という質問に対して、市は「ダンボールにでも入れ ておけば良い。新渡戸家が資料を市に寄贈するなら、その後にちゃんと考える」という、まるで人を小馬鹿にしたような回答 しかしていません。

  もともとこの問題は、十和田市が突然「市の施設である記念館を取り壊す」と言ってきたことに由来します。
理由は、コンクリートの強度が不足し、耐震上問題があるというものです。
ところが記念館側で調査をすると、耐震上の問題など何もない。

  しかもこの強度検査をするに際して、市が主張するコンクリートの強度は、なるほど数値の上では不足だけれど、市が調 べたところを調べると、市が「コンクリート」として標本採取したのは、コンクリートの構造体そのものではなくて、その表 面に塗られたモルタルです。
モルタルに強度がないのは、あたりまです。

  さらに市は、このことを言ってきたとき、この時点で記念館の建築図面の確認さえしていません。
図面は、市がおかしなことを言ってきたときに、記念館側ではじめて取り寄せたのです。
つまり、標本はモルタル、しかも建築構造の確認さえしないで十和田市は、「コンクリートの強度に問題があるから記念館を 取り壊す」と言ってきたのです。

  新渡戸記念館の文化財とは何かといえば、保管している建物ではなく、中に所蔵されている史料です。
では、その史料をどうするのかといえば、当初の十和田市の回答は、「市に寄贈しろ」です。
寄贈後、史料をどのようにするのかという質問への市の回答は、「そんなことは、あんたには関係ない」です。
冗談じゃあないです。
  世界遺産のひとつと言って良い新渡戸家の財産を、無償で提供させ奪った挙句、その史料を、どのように扱うかについて は、まったく不明なのです。
まさに暴挙としかいいようがありません。…以下略

  今、やっと日本を取り戻そうという機運が盛り上がってきている日本にとって、この世界に武士道を広めてくれた新渡戸 稲造さんの記念館を、こんな扱いされたまま放って於いたのでは、余りにも情けないし、世界に対しても恥と言えるでしょ う。
  何とか、阻止したいものですね。と言うか、やはり、これは、国が乗り出してもらいたいし、そうあって、しかるべきで しょう。


慰安婦合意で不幸になるのは誰か

2016年02月10日 | ニセ慰安婦(売春婦)・就職詐欺被害者問題

  櫻井さんの成功との発言が、2月 2日、第966-1回の「祖国の名誉のために闘わぬ外務省」で、変わったなと安心したのと同時に、やはり、青山さんや水島さんの最初からの怒りと中山恭子さんの国会質問で、風向きが変わってきたのかなと思ってました。

  青山さんが、産経に書かれています。何時も映像で怒りを爆発させてくれているのに慣れてしまっているので、こうして、新聞記事は珍しいのじゃないでしょうか。
  と言うか、テレビ出演から遠ざけられているように思えるだけに、こうして、マスコミに取り上げられるのは有難いことですね。やはり、まだまだ、ネットをやらない人にはマスコミに洗脳されているだけに、少ないとはいえ、産経の記事も効果は大きいはずです。
  この記事は、iRONNAから取り上げさせてもらいましたが、新聞にも載ると青山さんがブログで書かれていました。

    iRONNAより

   私は総理に「反対」を伝えた! 慰安婦合意で不幸になるのは誰か

  『青山繁晴』

  わたしは日韓合意の直前、これに明確に反対であることを安倍総理にお伝えした。何らの権限もない一民間人であるが、それだからこそ昨年末に、この内容で合意すべきでない、すれば安倍内閣はその使命を遂行できなくなるとお話しした。

  岸田外相は少なくとも日韓交渉においては、空っぽとしか言いようがないほど外務官僚に対しても総理に対しても、ただのイエスマンだった。

  交渉を操った外務官僚および外務省出身の谷内正太郎国家安全保障局長らには、そもそも決定権はない。すなわち最後は、安倍総理ただ一人の決断に、現在の子供たち、将来の子供たちに重大な影響を与える合意をやるかどうかは掛かっていた。

  子供たちとは、日本のことだけだろうか?

  わたしは長年、韓国軍の将軍や士官、あるいは韓国の外交官、たとえば原子力発電所の幹部、すなわち議論相手と、そして街で触れあう庶民のみなさんに発してきた問いがある。

  「慰安婦をめぐって韓国の政府や反日団体が主張していることは、まずは韓国のたいせつな名誉、そして韓国の子供たちと未来の世代を傷つけませんか?」

  記者会見を終え、ソウル市内で抗議行動する元慰安婦支援団体などのメンバー=1月14日(共同)
 幼い頃から、真っ赤な嘘を刷り込まれてきたみなさんは多くが怒って、強く否定なさる。

  しかし、ちょっと待ってください。わたしは日本の主張をぶつけようとしているのじゃない。

 実際、日本の政府はもちろん、マスメディアにも出てこない。

  こう静かに話すと、何割かの韓国人は「あれ」という表情になり、いくらかは「聞こう」という姿勢になってくれる。

  「日本軍が朝鮮半島の女性を無理に連れて行って性奴隷にしたというのなら、韓国の男性はそれを黙って見ていたのですか? 妹さんやお姉さん、あるいは 奥さんが銃剣で脅されて拉致されるときに、韓国の男性はその銃剣が怖くて、自分を守って、妹に姉、妻を見殺しにしたのですか」

  「ぼくが実際にこの韓国で会う男性は、みんな情愛が濃くて、家族への愛情が深い。わずか七十年、八十年の間に韓国男性は大変身をして今はそうだけど、戦前はみな、そんなに卑怯で薄情だったのですか」

  わたしはお世辞を言わないのが、ちいさな信念のひとつだ。お世辞は保身だからである。

  だから韓国男性へのこの評は、本音そのものだ。その濃い情愛のエッセンスがストレートに表現されているからこそ、韓国製のドラマは一時期、日本でも、もてはやされたのだ。

  そして事実、韓国男性が「日本軍の強制連行」に抗(あらが)って妻、姉、妹を守ろうとした例は、ただの一件も出てきていない。

  もちろん北朝鮮の影響下にある反日団体などによる捏造事例はある。昨年末の日韓合意の後は、増えるだろう。しかし少なくとも公正に立証された例は無いのだ。

  「銃剣で連れて行かれるのなら、一身を挺して守った韓国男性は山のようにいるでしょう。しかし、家族が貧困に苦しみ、親がやむを得ず女性を業者に身売 りするのなら、じっと耐えるほかなかった男性が多かったでしょう。それを、貧困がある程度は改善された現在の韓国と日本の眼から、高飛車に批判すべきでは ない。慰安婦問題の根っことは、ただ、これだけではありませんか?」

  ここまで話すのに、わたしの語りとしては、せいぜい2、3分である。

  それでも、なかなか語り終えることができないことも多い。しかし、語り終えることができたときには、韓国民の眼の色が、嘘のように穏やかに、優しく変わっていることを何度も体験した。

  このままでは、韓国の子供たちと未来の世代は「朝鮮半島の男は、女を見殺しにする」という嘘をその身に被ることになる。

  もともとは日本の敗戦後教育に、歪んだ根っこがある。アメリカ占領軍の「世界大戦は、日本だけが悪かったんだと思え」という教育宣伝作戦(WGIP/ ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)をまともに呑み込み、日本を悪者にすることをみずから子供たちと国民に学校教育とメディア報道を通じて 刷り込んできた。

  だから「韓国の女性を銃で脅して連行し、従軍慰安婦にして弄(もてあそ)んだ」とみずから真っ赤な嘘の告白をすると本が売れてテレビに出られると思っ た吉田清治という自称ジャーナリストが嘘のつき始めとなり、学校で成績優秀だった記者が多いからこそ日本悪者論を骨の髄まで吸収している朝日新聞がそれを 拡大し、韓国の政治家らが利用した。

  現在の朴槿惠大統領からして、幼い頃からその虚偽を植え付けられて育っているのだ。

  安倍晋三総理は、日本だけではなくアジアの史観を公正にするためにも再登板した。

  それが「軍の関与の下」という致命的な嘘を固定する役割を果たしては、天命に反する。

  天命に反すれば、不幸な結果がやがて忍び寄る。当面の内閣支持率が上昇し、参院選などに有利になっても、いずれそれが音を立てて逆回転し、内閣は本願 を果たせずに終わるだろう。天命に反したままにしてはいけない。安倍総理は、嘘は嘘であることを世界に向けて立証することを、むしろこれを機に決断すべき だ。

  わたしたち国民にもできることがある。韓国に行かずとも、ネットというツールもある。

  わたしの長年のささやかな、前述の試みを、どうぞ参考になさってください。これからも一緒に考えましょう。

  水島さんが、櫻井さんの記事も取り上げています。保守の分断が避けられそうで良い傾向です。後は、安倍さんの覚悟だけでしょう。それも、今は、良い方向に向かっているように思えます。


【日韓合意】韓国兵のアジア女性への残虐非道、欺瞞から醒めた戦後保守[桜H28/2/4]


★総理「無いことの 証明は「悪魔の証明」で出来な い

2016年02月10日 | 日本再生

  民主党の岡田代表は、2月 3日、第 594回の「岡 田氏の憲法議論は周回遅れ」でも取り上げたように、民主党解党の為に全力を挙げているようです。
  もしかしたら、本人は、言われているように、民主党で政権を取ろうとされているのかもしれませんが、どう見てもそう は思えません。
  まさか、あれで民主党は素晴らしい、是非、政権を取らせようと思ってる国民がいるとは思えません。そうは言いながら も、中には、あれに拍手喝さいしている人達も日本には居るのでしょうね。何とも、恐ろしい国です。

  何と、阿比留さんが、2回続けてこの岡田さんを取り上げています。阿比留さんも、あれ以来の呆れようじゃないでしょ うか。もし、この岡田さんがあれの後の総理にでもなっていたら、日本は消滅していたのじゃないでしょうか。

  産経ニュースより    2016.2.5

  【阿比留瑠比の極言御免】 世 論と人の話を聞こう 「とんちんかんすぎる」民主・岡田氏

  露骨な誇張や極端な言説は、他者の共感を呼ばないし、かえって説得力を弱めるものだ。1月30日の民主党大会で岡田 克也代表が展開した安全保障関連法批判のこんな言葉に、改めてそう得心した。

  ◆敵失後も支持率低迷

  「私たちが戦争の反省に立って70年間育んできた憲法の平和主義、立憲主義、あるいは民主主義さえもが今、危機的状 況にある」

  「憲法の平和主義や基本的人権の尊重といった原点を平気で変えかねない」

  岡田氏の認識では、日本は民主主義国たり得るかどうか崖っぷちにあるようだが、一般国民の実感とはかなりずれている のではないか。それが証拠に、読売 新聞、毎日新聞、共同通信がそれぞれ1月30、31両日に実施した世論調査では、内閣支持率は次のように軒並み上がって いる。

  読売56%(前月比2ポイント増)▽毎日51%(同8ポイント増)▽共同53・7%(同4・3ポイント増)-。

  安倍晋三政権が本当にそんなに危険だと有権者が感じていれば、過半数が支持を与えるとは考えにくい。また、この3社 の調査では、民主党の政党支持率は 読売7%、毎日7%、共同9・5%と、自民党の4分の1~5分の1程度にとどまった。甘利明前経済再生担当相が金銭授受 問題で辞任するという敵失があった にもかかわらず、である。

  ◆根拠のない決め付け

  岡田氏は3日には、憲法改正問題に関して記者団にこう強調した。

  「限定のない集団的自衛権の行使、これが安倍首相の目指しているものだと思っている」

  これも、根拠のない決め付けの類いだと言わざるを得ない。安倍首相自身は周囲にこう語っている。

  「私はそんなことを言ったことはない。私は基本的には制限行使論だ」

  筆者も、安倍首相が全面行使論ではなく、一貫して一定の歯止めを設けた上で集団的自衛権の行使を認める制限行使論の 立場であることを、8年ほど前から繰り返し指摘してきた。安倍首相の関連発言をたどればすぐに分かることである。

  たとえば、安倍首相は若手議員時代の平成11年4月には国会質問で祖父、岸信介元首相の答弁を引いてこう制限行使論 を説いた。

  「岸首相が『日本の憲法を見ると、自衛隊が海外まで出かけていってその国を防衛するという典型的な例は禁止している が、集団的自衛権とはそういうものだけではない。学説が一致しているとは思わない。あいまいな点が残っている』と答弁し ている」

  ◆とんちんかんすぎる

  岡田氏は、実は分かっていてレッテル貼りに執着しているのか、それとも相手の言葉の意味が本当に理解できないのか。 3日の衆院予算委員会では、「環太 平洋戦略的経済連携協定(TPP)で巨大な権限を持った人が疑われている。(TPPへの影響を)確認すべきだ」と質問し ていたが、これも筋が悪い。

  千葉県の建設会社が、都市再生機構(UR)との県道工事をめぐるトラブルに関し、甘利氏の秘書に口利きを依頼したこ ととTPP交渉を結びつけるのは、あまりに無理がある。国会中継を見ていた国民もさぞしらけたことだろう。

  「低次元なURの話とTPPを一緒にされても、全然違う話。岡田さんはとんちんかんだ」

  ある政府高官はこう言って笑った。民主党の夏の参院選に向けたポスターには「すぐに信じなくてもいい」とあるが、こ のままではいつまでたっても国民に信じてはもらえまい。(論説委員兼政治部編集委員)  

  杉浦正章さんも、「悪魔の証明」と、痛烈に非難されています。

  永田町幹 竹割りより   2016-02-04

  空 振りの岡田「TPP疑獄」質問

    「オオカミ少年」が“悪魔の証明”を無理強い

   新聞各社の予算委担当記者の目はどうも節穴らしい。肝心のやりとりを見逃している。筆者のように録画して克明に分析す ると、焦点は民主党代表・岡田克也 が「甘利事務所の金銭授受」をあたかも「TPP疑獄」へと直結させるかのように首相・安倍晋三への質問を展開。これに 「マジ切れ」した安倍が「無責任な誹 謗中傷」と、かんかんになって怒って否定したのが質疑応答の核心部分だ。あまりの剣幕に岡田は夜のテレビで「衆院選は4 月かもしれない」と、とち狂ったよ うな予言をした。解散については安倍のことだから何をするか分からないが、いくら何でもサミット直前の外交が慌ただしい 時期に解散するだろうか。予算早期 成立を目指す野党向けのブラフに過ぎまい。

  疑獄事件とは政治問題化した大規模な贈収賄事件のこと。戦後の3大疑獄事件は、芦田均内閣 をつぶした昭電疑獄事件(1948)と造船疑獄(1954)、ロッキード事件(1976)を指す。岡田の質問はあきらか に第四の疑獄事件として 「TPP(環太平洋経済連携協定)疑獄」を“創作”しようとしているかのようであった。岡田は「甘利氏が大きな権限を 持ってTPPの責任者としていろいろ なことをやっている。ちゃんと検証すべきだ。TPPは業界や農業に携わる人達にとって死活問題だ。生産者から見ると巨大 な権限を持った人が疑いをかけられ ていることについて疑惑を持つべきだ。甘利氏に確認する必要がある」と、あたかもTPP関連業界や農業従事者から甘利が 贈賄でも受けているかのような質問 を展開した。

  これにはただでさえ予算委員会で激高しがちな安倍が、まるで怒髪天をつくかのような反応をした。文字数にして質問の 5倍 ほど反論を展開したのだ。「TPPに影響が出たというなら具体的に言ってください。私がないと言うものを1党の代表とし て嫌疑をかけるなら、TPP交渉に おいてどの品目にどの影響を与えたかについて具体的に言うべきだ。そうでなければ無責任な誹謗中傷にすぎない」と反論。 まだ言い足りないとばかりに「交渉 そのものを汚すようなことを言うのはやめるべきだ。甘利大臣は命がけでTPP交渉を頑張って、結果を出してきた。いきな りそういう言いがかりをされても答 えようがない」と憤まんをぶちまけた。

  岡田は「ない、と言ったのはあなただ。本会議で断言した以上、その根拠を示す責任がある」と応 戦した。これに対して安倍は委員会に響き渡る大声で「私はないと言いきった。ないことをないと説明することは悪魔の証明 だ。あると主張する方が立証責任が ある」と答えた。論戦技術としては「悪魔の証明」を持ち出した安倍の方に説得力があった。悪魔の証明とは証明不可能な命 題を証明すること。例えば「四国に コドモトカゲが生息する」ということを証明するとしたら、四国でコドモトカゲを一匹捕まえて来ればよいが、「四国にコド モトカゲは存在しない」ということ の証明は四国全土を探査しなくてはならない。事実上不可能なことを求めることを悪魔の証明という。

  岡田の狙いはテレビの視聴者に対し て疑惑の輪を増幅させようとする意図がある。岡田は安保法制をめぐっても「徴兵制が実現する」というパンフレットを作ら せたり、すぐに嘘がばれるようなオ オカミ少年型プロパガンダをするが、今度も視聴者を「TPP絡みでも贈収賄があったげな」という風評が立つように誘導し ようとする意図がありありと見え る。そもそも今回の甘利事務所をめぐる疑惑は、環状道路をさえぎるようにある建設会社が、民主党の大西健介の質問によれ ば「ごね得を狙っているようなとこ ろに秘書が加担した」ところにある。週刊誌へのリークは秘書が金銭や接待漬けにあったにもかかわらず、ごね得が実現しな かったことからの確執が原因であ る。したがって、TPP交渉とは何ら関係がない。にもかかわらず岡田は、疑惑を最大限活用しようと「TPP疑獄」がある かのような質問を展開したのだ。 TPPで贈収賄があれば、まさに内閣が吹き飛ぶような問題であるが、質問には全く根拠がない。安倍が「一つも事実を挙げ られないのにあるかのように言う。 議論としては馬鹿げた議論である」と発言したが、もっともだ。やせたりといえども公党の代表が流行語ではないが「ゲスの 極み」の三流週刊誌のような卑劣な 質問を予算委の冒頭で行うようでは、野党の追及もお先が知れている。

  安倍さんも、民主党の下司振りに怒りが収まる時がなさそうです。このところ怒りを隠さなくなったのじゃないでしょう か。
  その気持ちは分かりすぎるくらい分かりますね。私だったら、とっくに切れて、あんな国会なんか出る気にもならないで すが、安倍さんは、良く、辛抱しているのじゃないでしょうか。余りに程度の低い議員に呆れるしかないですね。
  と言うか、やはり、あちらの人が、祖国のために頑張っているのかもしれません。と言うか、そうとしか考えられないで すね。