又しても、日本を劣化させようと文化省が企ん でいるのでしょうか。相変わらず、子供達 に歴史より英語を教えようとしているようです。
只の英語使いの弊害が自虐史観に犯された外務省の体たらくで明らかでしょう。そんな、きちんとした日本語と歴史 の裏付け のない人達を世界に出すことは日本にとって害にしかなりません。
そんな日本語の素晴らしさを産経抄が取り上げてくれています。
産経 ニュースよ り 2016.8.4
【産経抄】日 本語は天才である
昨日、訃報が届いた翻訳家の柳瀬尚紀さんには、『日本語は天才である』と題した著作がある。その事実に気づいたの は、40 年以上前の翻訳作業中だった。
▼ある日の朝早く、まだ空に残っていた丸い月に太陽が声をかけた。「You are a Full Moon.」。する と、月が怒り出した。「You are a fool , Moon.」と、聞き間違えたからだ。「きみは満月だ」「きみ はバカだ、お月さん」。英文解釈としては満点である。
▼柳瀬さんは、お月さんが聞き間違えた理由まで翻訳しようとして、考え続けた末にふと思いつく。「されば、かの満 月か」 「去れ、バカの満月か」。日本語は、「されば」という普段は使わない文語的表現を翻訳のために用意してくれていた。日本語が 天才である所以(ゆえん)である。
▼そんな日本語の力を信じて挑んだのが、20世紀でもっとも難解といわれるジェイムズ・ジョイスの『フィネガン ズ・ウェイ ク』の翻訳だった。英語のほか数十カ国語が交じり合い、しかもひとつの言葉にいくつもの意味が含まれている。
▼猫と将棋の愛好家としても知られた、柳瀬さんの気がかりは、やはり日本語の将来だった。小紙のインタビューで も、カタカ ナ語の氾濫や自治体名のひらがな化を嘆いた後、こう締めくくっている。「私、一国主義者でしてね。一つの国語、何より日本語 を愛する頑固者なんですよ」。
何時もの頂門 の一針の 常連投稿者である英語で仕事をしてこられた前田正晶さんの経験からの英五教育論が素晴らしい。文化省は、こういう意見をどう 聞くのか。それとも、やはり、日本を劣化させたいだけなのか。ここにも、隣の国の人が紛れ込んでいるのでしょう。
前田さんのブログです。
小 学校における英語教育 2016-08-02
そ の2 英語の質を考える
そ の3 「小学校における英語教育」に追加して
我 が国の英語教育の問題点を探る 2016-08-03
そ の2 英語がペラペラのように聞こえた
これも、日本語の素晴らしさを語ってくれています。
私も、今更ながら、もっと、きちんと日本語と歴史の勉強をしたかったと悔やん でいます。子供達にそんな悲しい思いをさせたくない。