GAFAの全盛が終わるのでしょうか。Twitterの買収が与えた影響は大きいようです。果たして今後の動きはどうなるのか。
宮崎さんが報告してくれています。こんなことが起きているとは全く知りませんでした。何とも、面白そうです。
これからの展開に注目です。どうせならYouTubeもマスクが買収して貰いたいものです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)11月8日(火曜日) 通巻第7515号 (前日発行)
GAFAの黄昏は予想より早かった
メタ(旧フェイスブック)、時価総額76兆円が消えて、大幅人員解雇
ツィッターを買収し、旧役員を追放したイーロン・マスクは今後、大量の人員解雇(とくに検閲部門に巣くった左翼)を発表した。投資家は好感し、株価はマスクが提示した買収額の54ドル(11月5日)に「急回復」した。
他方、メタは年初来の株価がピークだった353ドルから88ドルに暴落した。
メタの時価総額から76兆円が蒸発したことになる。日本の国防予算の15倍に匹敵する。メタの将来性に夢を描いた投資家やファンドは、いかなる心境だろうか?
CEOのザッカーバーグは8万7千人の従業員に対して大量の解雇を予告した。
アマゾンの株価は年初来、絶頂だった188ドルから88ドル台へ。とくに高成長だったクラウドコンピューティング市場に陰りがさして新規の採用を凍結した。
アップルの株価も年初来24%の下落だが、メタ、アマゾンに比べると堅調と言えるだろう。
創業者のジョブス神話は、彼の死後かなり薄れたが、CEOのティム・クックはインド系経営哲学をもつらしく、アイフォン、マックなどの販売に(中国市場を除いて)大きな落ち込みはない。
グーグル(親会社はアルファベット)の株価も年初来高値の151ドルから83ドル台へ40%の急落を示した。
総じてGAFAの黄金の日々は閉幕に近くなった。
まだまだどうなるかは分からないように思えますが、やはりマスクに勝って欲しいものです。
それにしても、日本では「虎ノ門ニュース」の敗退という逆の動きです。やはり、日本のマスクが現れて欲しいものです。