ASEAN会議やG20などで世界の腹黒いリーダー達が集まって茶番劇を演じている酔うです。
誰一人、国民や世界のことじゃなく自分の地位の保全にしか興味がないと思われる奴等が集まって何を決めるのでしょうか。
やっているというアリバイ工作をしているだけだとしか思えません。
そんな状況を宮崎さんが報告してくれています。不正選挙のニセ大統領(バイデン)や自分と中共の生き残りにしか興味のない習皇帝を筆頭に、優柔不断総理など本当に腹黒い奴等ばかりの顔を見ていては何の期待も持てないのが悲しい。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)11月15日(火曜日) 通巻第7523号
バイデンは「カンボジア」を「コロンビア」と言い間違えたが
リアム海軍基地工事を中国が建設支援している事態に懸念を表明
ASEAN会議は11月13日にカンボジアで開催され、加盟国10ケ国に日米豪、中露に韓国とNZが参加した。各代表は7~8分の演説、中国の李克強首相だけは、15分もマイクを握って会議の雰囲気が反中ムードだったことに反撥し水をさした。
注目は東チモールのASEAN参加を認めたことである。
ホスト国カンボジアで、バイデン大統領は「コロンビア」と間違え、すぐに訂正したことをマスコミが大きく取り上げたが、耄碌したわけでもなく、前日12日のフンセン首相との首脳会談で、大事なことを言っている。
すなわち中国が建設支援しているカンボジアのリアム海軍基地に対しての懸念である。表看板は「一帯一路」。実態は中国の海軍基地化である。
中国は「見える侵略」としてフィリピンのスカボロー礁、南沙諸島を抑え、スリランカのハンバントタ港から東アフリカのジブチへと到る航路を確立し、いずれ軍事基地化を狙っているのは明瞭である。
ステルスのように「見えない侵略」が、バングラデシュのチッタゴン、ミャンマーのチャウピュー、パキスタンのグアダール、モルディブの無人島、そしマ ラッカ海峡をバイバスするクラ運河建設構想、マレーシアの東西横断鉄道などのプロジェクトで、密かに海軍基地化を狙ってきた。
これら「ステルス・プロジェクト」は建設途次、もしくは中断している。就中、習近平が目玉プロジェクトとしたパキスタンのグアダール建設はとうとう頓挫、カラチへ移転した。
マレーシアの東西横断新幹線は大幅に縮小し、クラ運河は「壮大な風呂敷」として終わりつつある。モルディブとスリランカでは反中暴動により親中政権が退陣した。
11月13日、ASEAN出席もそこそこに、バイデンはG20出席のためインドネシアのバリ島へ向かい、14日には習近平と三時間12分に及ぶ米中首脳会談をおこなった。台湾問題で平行線、成果はゼロ。会談の継続だけが合意された。
米中会談の場所は海に臨む豪華ホテル「ムリア・リゾート・バリ」で、七つのプールなどバリ島最大のリゾート。小部屋でも一泊五万円。習近平一行はこのホテルを借り切っていた。
▲世界のメディアがバリ島のG20に注目している隙に
バイデン大統領は米中関係を論じ、「競争を衝突に変えるべきではない。責任を持って競争を管理し、意思疎通の手段を維持しなければいけない」と月並みな 台詞。しかし台湾に関して、「米国は『一つの中国』政策に変更はないが、いかなる現状変更にも反対する」と述べ、中国の台湾威圧に反対を表明した。
習主席は「台湾は中国の『核心的利益』のなかでも核心だ」と強調し、「中米関係の越えてはならないレッドラインだ」として絶対に譲歩しない姿勢を示し た。これもまた予想通りの台詞をオウムのようにくり返したに過ぎない。北朝鮮の核・ミサイル開発への対応や気候変動対策などは「協議継続」とし、2023 年早々にブリンケン国務長官が訪中することになった。
米中会談の成果はないが、中国の『環球時報』(11月14日)は、「建設的で有意義だった」と書いた。
ところで習近平は中国が進めているジャカルタ~バンドン間の新幹線開通式に出席を予定していた。なにしろ2019年完成予定だった新幹線はまだ工事半ば、G20にあわせての開通を目論んでいたものの間に合わず、晴れ舞台が消えた。
G20にメディアが報道を集中させ、ラブロフ露外相の入院騒ぎがあった。
同日、トルコのアンカラで、秘密会談が開催されていた。ロシアのCIAに相当するSVRのセルゲイ・ナリシキン長官と、米CIAのビル・バーンズ長官が密かにアンから入りしていたのだ。両国はともに会談を否定しているが。。。。
それにしても世界の未来はどう考えてもこんな腹黒い奴等によって潰されるしかないのじゃないでしょうか。
人間なんてこの程度なのでしょう。それを導くべき期待をされている日本のリーダーもその資格はない。