マスクのTwitter買収に危機感を覚えた左翼が必死で潰しにかかっているようです。
その買収資金の25%が邦銀だったそうです。邦銀が絡んでいるとなるとまたしても都合良く利用されているのじゃ無いかと不安になります。
宮崎さんが報告してくれています。さてどちらが勝のでしょうか。何とかマスクに勝って貰いたいものです。
只、Twitterが有料が多くなりそうなのが残念です。ネットも極貧の身にとっては厳しいものになりそうです。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)11月10日(木曜日) 通巻第7518号
ツィッター買収資金の25%は邦銀だった
有料化で広告収入源をカバーできるか
イーロン・マスクがツィッターを買収するとして果てしない攻防が繰り広げられたが、10月27日に買収が完了した。正しい言論活動を復権させるために、やむにやまれぬ正気の行動だった。融資資金の127億ドルをJPモルガンが支えたとされたが、蓋を開けると三菱UFJが21%(26億ドル)、みずほ銀が4%(4億ドル)と全体の四分の一は邦銀の積極融資だった。
バイデン大統領はリベラル左翼が支持基盤だから、「マスク氏が嘘を世界にばらまく会社を買ったことを懸念している」と批判した。
国連高等弁務官のトウルクは「誤情報の規制などが後退する懸念がある」などと、これまた批判的だった。
一方、トランプは「ツィッターが『分別のある人物』の手に渡り、とても嬉しい」と素直な表現をなした。
ツィッターは「認証バッジ」(アマゾンのプライム会員のような優遇利用者)を値上げして月額7・99ドルを課金し、脱広告収入を図る。
ツィッターは売り上げの大半をネット広告に依存する体質で、マスク買収直後から左翼が開始した妨害活動はGMなど広告出稿企業への抗議活動で、が暫時広告出稿を取するりやめさせた。
マスクは「一日平均で400万ドルの損害が出ており、7500人の従業員から4000名を解雇するとした。と
ころが、NY州などでは「大量レイオフは90日前の通知を義務づけている」と、あくまでも円滑化妨害の姿勢である。
GAFAM(グーグル=アルファベットが親会社、アマゾン、ファイスブック=メタ、アップル、マイクロソフト)の黄金の日々は終わり、斜陽産業化してゆくだろう。主因は競合状況であり、多角化によるクラウド事業などでも、競争の激化がある。
中国のTIKTOK、インスタグラム、ユーチューブなどが若者の間に利用者を増やしている。
2022年第三四半期の純利益はメタが52%減、アルファベットが27%減、マイクロソフトが14%減、アマゾンが9%減となって、利益増はアップルのみだった。
そのアップルも主力組立てのフォックスコムが中国でコロナによる工場ロックダウンとなり、生産が停滞したため第四四半期は利益源が予想される。
GAFAMの五社だけで米国株式の時価総額の四分の一(25%)を占めたが、直近のデータでは五分の一(20%)にまでへこみ、関連ファンドや投資銀行にまで大量解雇の嵐が吹き始めた。アマゾンは新規採用を凍結、ツィッターに続いてメタも11000人を解雇、オンライン決済大手のストライプも1100人の解雇を発表した。
これらGAFAM株取引で潤った投資家、ファンドなどウォール街が戦々恐々となって身構えるに到った。
このGAFAMの凋落が本当になってくれることを期待したいものです。そして、YouTubeもマスクが買収する日が来て欲しいものです。