明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



私は以前、乱歩邸の貴重な蔵書が、私が子供の頃に描いた悪戯描きだらけなことが発覚し、収蔵先の立教大関係者に、詰め寄られ小突かれるという夢を見たが、撮影その他でお邪魔しては、この家に生まれるということは、どんな心持のものだろうと夢想したものである。乱歩の長男である、平井隆太郎先生より、孫の憲太郎さんは身長も高く、乱歩に似ているが、ほぼ日刊イトイ新聞に、 さらに曾孫さんが登場している。乱歩の成分は間違いなく継承されているようだが、おそらく機械好きの血も引き継がれているに違いない。はたしてどんなジャンルであろうか。「蔵がありましてね、暗くて、いやだったんですよ‥‥」だそうだが、私だったら、罰で土蔵に閉じ込められても罰にはならず、土蔵の階段を利用して、“忍法死んだ真似”(某日3 男の死2参照)を繰り返したことであろう。

01/07~06/10の雑記
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