好きなことばかりをしていられればいうことはないが、なかなかそういう訳にはいかない。苦手なことといえば部屋の片付けである。部屋を片付けなければ、と頭のすみによぎっただけで、たちどころに創作意欲がわき、ニューアイディアに満ちてくる。先日、人は頭に浮かんだ物を作らずにいられない、という仕組みに幼い頃から苦しめられている。と書いたが、おかげかどうかは判らないが、先日終了した個展も、私にとって現時点ではこれ以上は無理。という作品を制作できた。その集中力は、やはり幼い頃から衰えることはない。始業のチャイムが鳴っているのに本から目が話せず、図書館への出入り禁止を申し渡されたのは小学校3年の頃だったか。私の集中力を、それは逃避力だろと失礼なことをいう奴もいる。なんだその逃避力というのは。聞いたことがない。ゴミ屋敷のオジサンをニュースでやっていたが、家からはみ出したらいけないだろう。逃避にも程というものがある。 創業者の“髪が後退したんじゃない。私が前進したんだ”というセリフは非常に面白かったが、携帯電話のトラブル続きである。アドレス変えたばかりだが、乗換えを検討中である。
没後50年『谷崎潤一郎展』谷崎像出品
神奈川近代文学館 4月4日~5月24日
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