工芸学校の時に『龍頭角徳利』なる物を作った。同級生に上げたが、龍の口の注ぎ口から涎のようにダラダラと。使い物にならなかったらしい。そこまで考えていない。 小学校の学芸会の八岐大蛇から始まって、龍であれば参考資料など必要はない。頭だけならすぐ出来てしまうだろう。私のことだから無学祖元師をグルリと取り巻いたり、やってしまいそうだが、禅師の袖口から岩場のウツボのように顔を出していれば良く、あくまで禅師を立てなければならない。鱗が面倒なので、いい加減にしておきたい。 龍の指の数は中国で5本指は皇帝クラス以外は使えない。日本では3、4本が多いようだが、円覚寺の前田青邨監修の天井画の雲龍図は3本なので、それに準じたい。
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