今半僧坊を作っているのはおそらく地球上で私だけだろう。そう思う時、間違いなく何かが湧き出ている。杖を持つ天狗的人物が忍者のように胸元で刀印を結んでいる。睨んでいるのは行く先の博多であろう。私ほどの方向音痴が猿田彦的な道ひらきの神を作るというのも妙な気がする。あらかじめまさに暗雲たれ込める背景を作ってあったので快調に進み、明日は帆柱に付いている滑車にロープを作り最後に稲妻を加えれば完成である。
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