花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

仲秋の名月Ⅱ

2005-09-20 | 天文・気象・気候
 平成17年9月20日(火)

 昨夜の十六夜(いざよい)の月は曇っていて良く見えませんでした。久保田万太郎の俳句に

  十六夜や直しに立ちし燗ざまし

 というのがあります。待っている月がなかなか出ない。飲み頃だった熱燗の酒も冷えてしまったので、また温めに席を立ったと言うのです。十六夜の月の情況を言い得て妙であると思います。

 おとといは雲一つ無い天空の仲秋の名月も撮りました。山の端から出る月、薄い雲間から見える月、近景の松の枝越しの月等々、どれを見ても月には風情があります。

 さて、無垢の月はいかがだったでしょうか?

 
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仲秋の名月

2005-09-19 | 天文・気象・気候
 平成17年9月19日(月)

 きのうは、まだ明るい夕食前にカメラを持って出かけました。集合商業施設の屋上駐車場で月の出を待ちました。1時間ほど待ってやっと回りが薄暗くなり、東の小岱山という山の端から月が顔を見せ始めました。

 この山は標高501㍍しかありませんが、四方八方から眺めても同じ形に見えることから、別名「七面山」とも呼ばれています。中国の泰山に似ていて、小さいので小岱山と名付けられたという説もあります。麓には小岱(代)焼で有名な窯元がいくつもあり、それぞれの特色を出しています。

 薄雲がありましたが、段々上空に昇るにつれ、雲がなくなってきました。 県内でも十五夜の綱引きや観月会があちこちで催されました。

  満月もさることながら、十六夜(いざよい)の月、立ち待ちの月、居待ちの月、寝待ちの月と日を追う毎に名前と趣を変える月。それを愛でてきた大和心は大切にしたいものです。 
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台風一過

2005-09-07 | 天文・気象・気候
 台風14号はすぐ西に当たる諫早市の上陸しました。台風の眼の東側に位置しますので、相当の暴風雨を覚悟していましたが、一時期はすごかったですが、幸いにも大事に至らず、吹き返しの風も影響が少なくほっとしました。それでも、各地の被害の惨状に思いを巡らすと胸が痛みます。災害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。災害の度に尊い命が失われます。ご冥福を祈ります。
 案じていました当地の梨園や水稲の被害も最小限にすんだようです。私の所は背の高い花苗がほとんど倒れていました。ソフトボールよりも大きくなっていた晩白柚が1個、渋柿や富有柿の実が10数個落ちていた程度でした。
 夕方まで盆栽を元の棚に戻したり、散らかった落ち葉や家の回りの整理をしました。日の沈み前に海岸へ出たら、雲仙普賢岳がくっきりと夕映えに浮かんでいました。たった1日で、自然は穏やかに戻っていました・・・。
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台風14号が接近中

2005-09-06 | 天文・気象・気候
 台風が接近しています。午前9時現在、雨は降っていますが、風はさほど強くはありません。九州直撃は免れそうにありません。

 我が家の富有柿は写真のように実をたわわに付けています。子どもの頭の高さまで垂れ下がっています。暴風が来れば、多分大半が落ちてしまうでしょう。

 吹き返しの西風が吹けば、海水が飛沫となって襲い、海寄りの田圃の稲は、塩害で全滅の恐れがあります。稲にしろ梨にしろこれまでの農家の苦労が台無しになるのでしょうか。速度が遅いというのも暴風雨が長時間に及ぶことになり、心配です。今は、最小限の被害を祈るのみです。

 
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ケチョウセンアサガオ

2005-09-03 | 天文・気象・気候
 ケチョウセンアサガオが今朝は3輪咲いていました。きのうは2輪。まだオクラに似た蕾が数本ありますので、しばらくは咲き続けるでしょう。二番咲きです。8月の初めが一番咲きでした。花の直径が10センチを超える大輪です。
 この花は午後になるとすぼみ、夕方には薄茶色になって大半は落ちてしまいます。午前中だけのはかない寿命ですが、輝くばかりの白さと雄しべ、雌しべの繊細な美しさには思わず見とれてしまいます。時々、キアゲハチョウなどがつかの間のオアシスを求めてやってきます。
 花が終わると、ピンポン球にトゲ状のイガイガが生えた実をつけます。根はゴボウに似て人命をも絶つ猛毒があります。ゴボウ畑の傍に植えるなと、と言われる所以です。花の美しさからは想像も出来ません。それとも、「きれいな花には毒がある」との教えの通りなのでしょうか。
 強力な台風14号が九州方面へ進んでいるようで心配です。当地にはジャンボ梨で有名な新高梨が10月の収穫期を控えています。直撃すれば、壊滅的な打撃を受けることでしょう。梨農家ならずとも、逸れてくれればと祈っています。

 
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