花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

初日の出

2007-01-02 | 天文・気象・気候
 平成19年1月2日(月)

 夫婦二人だけの元旦を迎えました。天気も良さそうなので、早めに起きて車で15分ばかりのいつも行く四ツ山神社へ二人で行きました。階段が全部で三百段ほどある小高い頂上に神社はあります。
 6時50分に頂上付近から眺めると東の空がやや明かるくなっていたので、初日の出を見てからお詣りすることにしたのですが、結局40分近く待つことになってしまいました。
 東の小岱山(しょうだいさん)の山の端から赤い太陽が顔を見せ始めると、待っていた大勢の人々から一斉に歓声が上がりました。(コンデジで撮影)



 やや雲がかかってきて、半分の姿を見せたところで覆われてしまいました。束の間の、きれいな初日の出を拝むことが出来ました。(一眼レフ・300㍉望遠使用)



 本殿にお詣りしてふっと顔を向けると、雲仙普賢岳が西南の方向に雲海に浮かんでいるのが見えました。

 この後、市の東部の野原八幡宮、地元の氏神様である四宮神社へ回り、最後に先祖が眠っている納骨堂へお参りをして8時半に帰りつきました。



 元旦の朝の二人だけの食卓です。今日2日には次女一家や甥たちがやってくる予定です。あいにくの雨ですが、少しは賑やかになることでしょう。






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有明の月ぞ残れり

2006-10-13 | 天文・気象・気候
 平成18年10月13日(金)

 9日の有明の月です。前日は6時半に起きたらもう月は西の山に沈んでいました。この日の未明、5時に起きたら早すぎてまだ月は赤みを帯びていました。
 “ただ有明の月ぞ残れり”と言う古歌を口ずさみたくなる雰囲気です。



 しばらく時間をつぶしてから海岸へ出てみました。もう薄明るくなり、朝の散歩やジョギングをする人たちの姿が見られました。雲が広がり始めてきました。



 あいにくの干潮で、波に映る月を観ることは出来ませんでした。干潟の向こうにかすかに見える山が、長崎と佐賀にまたがる多良岳です。



 今朝8時半の空に浮かんでいる白い月です。





 1枚目、4枚目はキャノン100~300㍉ズームレンズで撮影。2,3枚目はコンパクトデジカメで撮しました。いずれも三脚使用。


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月青くして

2006-10-10 | 天文・気象・気候
平成18年10月10日(火)

 今月の6日は仲秋の名月、翌7日は満月が雲ひとつない夜空に観られました。あちこちでお茶会も開かれたと言うことです。まだ薄明かりの庭にもう月が見えました。淡い白い月の影が点々と写っているのはカメラのいたずらです。修正しませんでした。



 山から出たばかりの月は赤色を帯びています。



 外出から帰宅したらもうかなり昇っていました。手前はケヤキです。まだ葉っぱは青みを帯びています。



 カミさんの母が遊びにきていて、ススキと月見団子を供えてくれました。(この1枚は合成写真です)



 天心にかかる月はもう赤みがすっかりなくなり白く煌々と輝いていました。
 昔「月青くして」と言うアメリカ映画を見たことがあります。何と原題は『The Moon is blue』でした。日本語に訳した映画会社のセンスに感心したものです。今日のタイトルはこれを借用しました。








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満月

2006-09-12 | 天文・気象・気候
 平成18年9月12日(火)

 8日の満月は夜になって段々と雲がなくなり、いい月見が出来ました。去年はシティモールの屋上駐車場、今年は自宅の庭での撮影でした。
 薄雲がかかっている月が私は好きです。



 古来、月は格好の題材として歌人や俳人に詠まれてきました。今夜の月は
  十五夜の雲の遊びてかぎりなし    後藤 夜半
 のような感じでした。晴れたかと思うとすぐ雲がかかります。俳人の見事な描写力にほとほと感じ入ります。



 31歳の時熊本の第五高等学校英語教師として着任した漱石の句もまた有名です。「妻を遺して独り肥後に下る」と書いています。流産した奥さんを忘れるほどの名月だったのでしょうか。
  月に行く漱石妻を忘れたり  
 


 雲がすっかり取れて煌々と輝く月。無機質で冷たく感じます。熊本に着いた漱石はまた句を作ります。
  名月や十三円の家に住む



 有明の月。人生に何か言い残した人の未練がましさが連想され、現実に思わず引き戻されてしまいます。。【これは前日朝方の写真です。この朝は雲に覆われてしまいました。】




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二百十日の夕焼け空と豆台風

2006-09-06 | 天文・気象・気候
 平成18年9月6日(水)時々

 二百十日(9月1日)は急に秋めいて涼しく、台風の心配も全くない秋晴れの日でした。巻雲でしょうか、なびいていて、ついつい誘われ海岸へ行きました。西南の空には、白い半月が浮かんでいました。



 澄んだ青空に飛行機雲も横切って、これから有明海の夕暮れは一段と見頃になります。



 石で囲んだ水たまりは貝を採りに行く人たちの洗い場になっています。下から潮水が吹き上げていつもきれいです。



 夕陽が多良岳の山の端に沈みかかりました。空も海も赤く染まるひとときです。



 やや東の空には沖縄から福岡へ向かう航空機の姿が見えました。



 西空へ視線を向けると、来た時よりも半月がやや明るくなっていました。



 ああ、今日も穏やかないい日だったなあと家に帰ったら、外孫のチョロ・ツー(小2)が一時行方不明になると言うハプニングがあり、大騒ぎしました。上の子とトラブッて、4キロもある自分の家から歩いて交通量の多い国道を通り、私の家のすぐ近くまできていたのでした。
 午後7時半頃、無事発見し、事なきを得ました。顔が合った途端チョロ・ツーの眼から涙がポロッと落ちました。
 とんだ豆台風でした。やはり二百十日だったような気がしました。

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梅雨が明けた!

2006-07-28 | 天文・気象・気候
 平成18年7月28日(金)

 おとといの26日、九州、山口、四国の梅雨明けが発表されました。まだまだ梅雨の真っ直中という地方もありますが、全国各地の大雨による被害は甚大でした。心よりお見舞いを申し上げます。
 梅雨明けを宣言された日は前日とは一転した快晴で、青空には白い積乱雲がモクモクと躍動していました。こんなに鮮やかに一日で天気が変わった梅雨明けは珍しいことです。
 お隣の南関町のセキアヒルズのボーリング場や温泉がある建物の上空の積乱雲です。



 棕櫚の木は南国情緒たっぷりです。



 棕櫚の葉っぱの傷みは長雨の風雨の名残でしょうか。



 一角には夏休みで賑わっているリゾートホテル・ホテルセキアもあります。たった一日ですっかり夏が訪れました。



 ホテルに隣接した教会の夕暮れ。さすがに日暮れが近くなると山稜の風は涼しさを感じさせてくれます。



 ホテルセキアHP 
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梅雨の晴れ間

2006-07-10 | 天文・気象・気候
 平成18年7月10日(月)

 きのうは梅雨明けかと錯覚するような青空の天気でした。何日ぶりの太陽だったでしょうか。熊本市では最高気温が36,9度でした。
 上空にはいつもの長崎空港を飛び立ち、関西、東京方面へ向かう旅客期の飛行機雲がたなびいています。(写真:北西方向)



 玄関越しの北東の空です。



 散歩するルートの浦川沿いから撮りました。中央の小高い丘陵は屋形山で、この麓に県立高校や市民病院などがあります。



 稲は順調に生育しています。真向かいの山が市では一番高い(501米)小岱山です。



 海岸の青空。飛行機雲が二筋軌跡を描いていました。遠くの山は長崎県と佐賀県にまたがる多良岳です。



 有明公園です。元は小学校でしたが、写真の中央部の小高い地区へ移転しています。榎木の大木がその名残を留めています。






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皐月の夕暮れ

2006-05-12 | 天文・気象・気候
 平成18年5月12日(金)

 梅雨のはしりを予感させるような天気が続いています。急に晴れたりして空が澄み渡ったりします。こういう天候の時には夕焼け空が美しいものです。



 これまたいつもの時刻に長崎空港から飛び立った航空機の飛行機雲が天空を二分しているようです。写真、左側が西の長崎で右側が東・関西、関東方向です。



 しばらく経って東の空を眺めると、剪定をしていない欅の彼方に白い月が浮かんでいました。



 桜はすっかり青葉です。手前の緑色の葉っぱはモチノキです。もう我が家の庭はこのような青葉若葉に覆われ、うっそりとしています。



  雨音につゝまれ歩く若葉かな     松本たかし
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霧の朝です

2006-02-15 | 天文・気象・気候
 平成18年2月15日(水)

 起きたら一面の霧。視界が20メートくらいしかききません。時々太陽が我が家の欅の上空に顔を覗かせますがすぐまた霧に閉ざされます。



 海岸へ出てみると霧は一層深くなってきて、ほとんど先が見えません。満ちている海面に海苔船がかすかに見えるだけです。



 公園も静まりかえっていました。ここは私の卒業した小学校の跡地です。



 その昔、登って遊んだ榎木はもう大木になっていて、今は子供も登って遊ばなくなっています。霧に佇んでいると妖怪でも出そうな雰囲気です。
 


 霧は11時を過ぎてやっと晴れてきました。
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立春に積雪

2006-02-04 | 天文・気象・気候
 平成18年2月4日(土)

 起きたら雪が積もっていました!。暦の上では春だというのに、また冬へ逆戻りです。



 盆栽の上にも春の雪がふんわりと乗っかかっています。



 ようやくふくらみ始めていたワビスケの蕾も縮こまっていることでしょう。



 我が家の庭も、なんだか北国のような風情に感じられます。
 泊まりに来ていた小一の孫とカミさんが雪だるまをこさえて遊んでいました。何年振りの雪だるまでしょう。





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2月の入道雲

2006-02-03 | 天文・気象・気候
 平成18年2月3日(金)

 きのう、東の空に入道雲が出ていました。このところ、暖かい日が続いていまたが、また少し寒さが戻ってきたようです。
 庭の桜の枝(写真左上)にも欅の枝(写真中と右端)にもまだ春の兆しはありませんが、上空だけ見るともう初夏かと見まごうほどです。



 廃屋の医院の上にも積乱雲が湧いていました。
 今日は節分、明日はもう暦の上では立春です。水原秋桜子編の[新装版]俳句小歳時記(大泉書店)を読んでいたら、こんな句がありました。 

   山の音山の香春の来つつあり    黒木 野雨



 この前は半開きだった八重咲き水仙がすっかり開花していました。



 体調が戻りました。出水の鶴を見にいきたいです。

 

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師走の雲

2005-12-31 | 天文・気象・気候
 平成17年12月31日(土)

 朝のうちは快晴でしたが、急に日がかげってきました。
 昨日の全国高校ラグビー2回戦で地元の荒尾高校は5連覇を狙う啓光学園に惜しくも3-15で敗れました。善戦に惜しみない拍手が湧いたとの報道です。
 それにしても、野球やサッカーに比べマスコミのラグビーの扱いは小さいですね。

 師走の雲には豊かな表情があります。ここ数日、穏やかな晴天続きだったせいか空の青さと雲の流れるような白さの対比が見事でした。我が家のそばから見た東の空です。雲が放射状に天空に向かっています。



 近くの公園の大榎の上空です。元は小学校でした。大勢の子供達を見守ってきた木です。西の空です。



 台風で折れた柳の枝がそのままの姿で冬を迎えています。西南の方向の空。はるか向こうには雲仙普賢岳が遠望できます。



 今年も多難な年でした。強者が我が物顔に弱者を踏みつける政治や社会、かつてこの国にはあまりなかった子供を理不尽に殺傷する世相等々おぞましいことが少ししでもなくなっていくよう祈らざるを得ません。
 それにしても小泉チルドレンと言われるエリート官僚出のどこか冷たい、すまし顔の評論家めいた言葉に背筋が冷たくなるのは私だけでしょうかね。

 何はともあれ、お互い良い年を迎えましょう




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雪・雪・雪・・・

2005-12-22 | 天文・気象・気候
 平成17年12月22日(木)

 大雪、風雪、雷、波浪注意報!驚きました。昨夜は小型台風並みの風が吹き荒れました。九州管内の高速道や都市高速など通行止めが続出、フェリーも欠航が相次いでいると報道されていました。

 外は銀世界。熊本では滅多に見られない光景です。


 観音様の祠も寒そうです。


 家から近い国道389号線はノロノロ運転の車で渋滞していました。普段からチェーンの装備など必要のない地域です。


 まるで雪国のような風景です。はるか向こうには雲仙普賢岳が見えます。


 我が家の菜園のキャベツもすっかり雪に埋もれていました。

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大雨警報発令中!

2005-11-06 | 天文・気象・気候
 平成17年11月6日(日)

 きのうの夕方から音がして!雨が降り出しました。何十日ぶりの雨でしょうか。感激しました。雨の音を久しぶりに聞く喜びを初めて体験しました。夜は何回も雨の音を聞くために窓を開けたほどです。
 雨は朝まで降り続き、風雨となり大雨洪水警報が8時過ぎに発令されビックリ。それでも合間を見て外に出てみました。木の葉が路面に散乱していました。


 この地方にとっては値千金の雨でしょう。「あいにくの天気になりました」とラジオは言っていましたが、いやいや、とってもいい天気です、ハイ。ごめんなさいね、行楽の人!玄関前の植木も草花も生き生きと蘇っています。


 松の滴は感激の涙のようです。


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秋の雲

2005-10-23 | 天文・気象・気候
 平成17年10月23日(日)

 阿蘇に行き、遅く帰りましたので、きょうの日記を今からしたためます。
 やはり、今朝も晴れ。空を見上げたら、秋特有のきれいな雲が見られました。海岸へ出ると空は益々高く澄んで、白い筋状やちぎれ雲が目にまぶしく映えました。

 騒がしい鳴き声が聞こえたかと思うとムクドリの大群があっという間に旋回し、去っていきました。長い時間カメラを構えていましたが、とうとう来ませんでした。

 諦めていたら、コサギがすーっと上空を横切りました。青空にもこの鳥の白さは吸い込まれないのですね。牧水の歌をまたしても思い出してしまいました。

 白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
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