花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

ホウロクシギのいる風景  荒尾海岸(熊本県)

2009-05-04 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成21年5月4日(月)

 家の近くの一部港のそばです。また防波堤工事が始まっています。この日は祭日で鳥たちも安心して集まっていました。左隅の砂浜に鳥の群れが見られます。



 中央にひときわ大きくて、クチバシが下方に曲がっているのがホウロクシギです。全長が61.5センチもある大型のシギです。顔の下が黒いダイゼン、クチバシが上に反っているオオソリハシシギ、一杯群れている小型のハマシギに比べその大きさが分かります。



 ホウロクシギのそばで口を開けて鳴いているのはチュウシャクシギ(全長42センチ)です。右側にも1羽います。ダイゼン(全長29.5センチ)に囲まれています。右隅でちょこんと休んでいるのがメダイチドリです。胸の赤茶色が識別のポイントです。全長は19.5センチです。



 場所を移動するため飛び立ったホウロクシギです。羽音まで聞こえてきます。



 上から見下ろせる場所にいてラッキーでした。ホウロクシギは全身が褐色です。姿形がダイシャクシギと似ていますが、腹部が白いのがダイシャクシギです。



 着地する寸前です。
 最新(4月30日)の安尾さんのカウント結果です。満潮時刻12:04、調査時間10:00~14;00。シロチドリ(3)、メダイチドリ(119)、オオメダイチドリ(2)、ダイゼン(654)、キョウジョシギ(135)、トウネン(109)、ハマシギ(1704)、オバシギ(1)、キアシシギ(38)、ソリハシシギ(1)、オオソリハシシギ(715)、ホウロクシギ(1)、チュウシャクシギ(155)。計3637羽です。



【ご案内】私事ですが「バードウイーク 野鳥写真展」に安尾さんの依頼で(場所・荒尾シティモール)に最近の荒尾海岸の野鳥40点ほどを出品します。期間は5月15~18日の4日間です。主催は「エコパートナー荒尾市民会議 環境のまちづくり支援部会」です。近郊の方はどうぞご覧いただければ嬉しいです。
コメント (22)
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