英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

国際人としての素養

2016年06月08日 | 公立中高一貫校受検
長男(中1)が通う公立中高一貫校の中学3年の定期テストで、パナマ文書について書かれた英字新聞の記事とともに、それについて生徒に英語で意見を述べさせる問題が出題されていました。時事問題に常に関心を持ち、自分の意見を英語で述べられる発信型の英語力が求められています。国際人の素養としての英語力を早い段階から意識させようという指導方針は素晴らしいと思います。

私も、固定観念にとらわれず、小中学生でもその子のレベルに合わせた指導を心がけていきます。

Greenlake


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長男の最初のテスト

2016年05月27日 | 公立中高一貫校受検
公立中高一貫校に通う長男(中1)の中学最初のテスト結果が出ました。人生初めての定期テストだった(小学校は定期テストがない学校でした)ので緊張もあったようですが、まずは本人の目標点に達したようで、何よりでした。

私自身、受験業界に身を置くものとして、一般の市町村立中学と公立中高一貫校中学の授業の進捗具合やテスト問題の内容を比較できるのはとても興味深いです。

分量とレベルは一言で“相当量・相当レベル”です(笑)。社会や理科はほぼ一問1点で大量に出題され、それにプラスして、思考力を問う論述式の問題も必ず出されるので、解答時間はギリギリでしょう。また、理科の中で数学の問題が出されるように、教科間をまたいだ出題も特徴的でした。とにかく、たくさん読ませ、たくさん書かせる。公立中高一貫校の適性検査であれだけの分量を読み解答し合格した生徒たちでさえ、かなり厳しく感じたようです。

そして、問題のレベルも当然高く、細かいところまでしっかり勉強していないと点数に結びつきません。授業でやった内容は当然のこと、宿題として課された数種類の問題集をしっかりとこなすことが絶対です。

3年後は自動的に附属高校へ進学できますが、併設型公立中高一貫校のため、高校受験を突破した生徒も入学してきます。高校入試を突破した彼らと対等以上の学力をつけていなければ一貫校の意味がありませんから、今後の授業や宿題そしてテストのすべてにおいて適切な指導と助言ができるよう、保護者・指導者としてかかわっていきたいと思います。


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中学授業参観

2016年04月23日 | 公立中高一貫校受検
ここ数日の過密スケジュールで疲弊していましたが、昨日は久しぶりの6時間睡眠後、早朝から月末の事務仕事を3つ片づけて、大雨後の中央アルプスも最高のコントラストを見せてくれ、気分爽快でした。
昨日の午後は長男が通う公立中高一貫校の授業参観に行って来ました。授業が始まって2週間ですが、新しい環境にも慣れ、向学心あふれる仲間たちと共に学ぶ姿を見て安心しました。中高一貫校とは言っても公立のため、私立のようにペースは速くありませんが、かなり奥深く学んでいくスタンスが授業内容や宿題の量からも感じられます。来週は一泊二日のオリエンテーション合宿があり、入学した80名が結束を高めるようです。

共に高め合う仲間と共に、自身の夢に向かって努力を積み重ねていってほしいです。


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基本となる国語力

2016年04月18日 | 公立中高一貫校受検
今月から公立中高一貫校に通い始めた長男。先週は通常授業も始まり、一昨日の土曜日は学力推移調査(定期模試)受験のために登校しました。毎朝5時起床での通学は大変で、土曜日も不定期で登校するのは体力的にきつそうですが、本人が望んでのことですし、中1からこのような模試を受験出来る環境に感謝したいです。
今回の模試で出題された国語の問題や、学校の教育方針、そして、これまでの指導現場で感じたことから分かるのは、学力向上に必要なのは、強靭な国語力だということです。今回の国語の模試は45分の試験時間で評論文2題、小説1題を読んで解答もしなければなりません。学校の読書目標は100万語の多読、そして、そもそも公立中高一貫校の受検問題(=適性検査)では相当量の問題文を読んで解答しなければならないことからも、相当な国語力が要求されていることが分かります。

日本人ですから、どんなに国際化しようとも母国語は日本語(=国語)であり、国語を通して物事に触れ、学ぶというのは当たり前のことです。その国語力を幼少の頃からきちんと培っていくのは、学問を修めるうえで不可欠です。小学校入学前から絵本などで活字に触れ、早いうちから漢字に親しみ、小学生のうちに読書をし、新聞を読む習慣をつける。そうすることで自然と国語力が養われていきます。

子どもは、興味を持ったことには自ら調べ知識を蓄えていきます。大人が知らないことを知っている物知りな子どもをよく見かけますが、彼らは好きなこととはいえ、知識を蓄積する時は必ず文章を介しています。小さい頃からたくさんの文章に触れて国語力がつけば、それは、学問を修めていく上での強力な“武器”を手にしたことになるように思います。


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特別無料セミナーを開催

2016年02月29日 | 公立中高一貫校受検
昨日は特別無料セミナー「公立中高一貫校に受かる法」を開催いたしました。
諏訪清陵高校附属中学校に合格するためにすべきことを長男の体験談を踏まえてお話ししましたが、あくまでもそれは切り口であって、「どのようにしたら向学心に満ちた勉強好きな子どもを育てることができるか」というのがメインテーマでした。

普段のセミナーとは違い、常に質問が飛び交う活発なセミナーとなりました。子供の可能性を広げるために何ができるか・・・というアツい想いを持った方々に参加していただいた結果のように思います。


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努力の点数

2016年02月06日 | 公立中高一貫校受検
昨日は、長男が昨年12月に合格した中学校に入学関係の書類を提出しに行って来ました。その際、適性検査の結果を口頭開示してもらいました。何点で合格したかが分かれば、長男のこれからの学習指導にも生かせますし、公立中高一貫校を目指す生徒の指針になるからです。

諏訪湖に立ち寄って休憩。気持ちいいね~(*^^*)。
点数も分かり、改めて長男の頑張りを褒めてあげたいと思いました。しかし、合格はすでに過去のこと。過去にとらわれず、4月から始まる中学生活へ向けて、日々の努力を積み上げていくのみです。

Let us move into the future unencumbered by the past.
(過去という制約のない未来へ歩みだそう)


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今回の受検を振り返って

2015年12月22日 | 公立中高一貫校受検
合格してから1週間、合格への道のりを思い出す感じで綴ってきました。まとめとして、もう一度、合格に必要なことを簡潔に記したいと思います。

①勉強を習慣化させる。
②基礎学力をつける。
③得意分野を持ち、それを継続する。
④検定試験に早い時期から挑戦し、目標を達成する勝ち癖をつける。
⑤児童会役員やクラス役員になり、リーダーシップを発揮する。

今回の長男の合格点は分かりませんし、当然、適性検査200点・内申点48点・面接評価の内訳も分かりません。しかし、受検勉強と合格を通して分かったことは、①②の勉強面だけでなく、内申書の評価にかかわる③~⑤も大切だということです。

③については、小学校2年から毎年子ども新聞に取り組み、ずっと入選以上の成績を残しました。2年生の時は全国テレビにも出演させていただいたので、自信につながっています。また、ピアノも幼稚園年中から続けてきて、コンクールで入選したり、小学校の音楽会でも伴奏を務めてきました。

④については、適性検査受検時点で、英語検定3級・漢字検定3級・数学検定5級に合格していました。

⑤については、6年生で児童会副会長を務め、その運営に携わり、学校行事では運営を支える中心として活動できました。

このようなことが内申書に書かれ、おそらく、合格にはかなりの影響を与えたとように感じます。③④は学力面にも寄与しますが、⑤は公立中高一貫校が求める「リーダーシップを発揮できる人物」に近づくためのトレーニングにもなります。多くの人の前で話す機会も多くなるので、プレッシャーにも強くなります。もちろん、面接ではアピールポイントになります。


適性検査当日、私は仕事で付き添えませんでしたが、同伴した妻によると、試験を終えた長男は疲れていたようですが、その一声は「あー、楽しかった!パパがTOEICを受け続ける気持ちが分かった」でした。試験を終えた後の達成感と充実感。この言葉を聞いた時、私は密かに合格を確信していました。そして、翌日の自己採点では85~90%の得点率でしたので、これまで頑張ってきた成果が発揮された安堵感に包まれました。

緊張の合格発表直前
今回の合格はゴールではなく、将来の夢実現のための通過点に過ぎません。合格に浮かれたのは先週までで、今週から英検準2級と大学入試英語の基本習得のための勉強と、数学も中2のチャートを再開しました。

高校入試がない分、勉強を独自のペースでできるのも公立中高一貫校の大きな魅力です。そして、長男の頑張りを近くでずっと見ていた次男も、これから始まる小学校生活で長男の後を追いかけてくれるでしょう。これからも今までと同じように、子どもたちと手を取りつつ日々の小さな努力をコツコツと積み上げていきます。


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論理的思考力を鍛える

2015年12月21日 | 公立中高一貫校受検
過去問演習と共に始めたのが、「論理的思考力構築ノート」です。これは、私が身の回りの出来事で疑問に感じたことをテーマとして、長男の意見を書かせるためのノートです。日常の中のちょっとしたことにも疑問を持ち、自分なりの意見と解決策を持つトレーニングとして始めました。
何事にも問題意識を持つことと、そして、公立中高一貫校の適性検査で問われる「伝える力」を鍛えるために、私の問いかけに、考えたことを論理的な文章でノートに書かせるようにしました。

適性検査よりも高度なテーマを掲げることで、長男には高地トレーニングになったようです。自分の考えを文章で表すトレーニングを積んだことで、本番で課される作文も何ら苦に感じないスタミナを手に入れることができました。

過去問演習と「論理的思考力構築ノート」で、たくさん読み、たくさん書く。この二つが、合格へ導く確固たる実力を身に付けることが出来ました。


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過去問演習のタイミング

2015年12月20日 | 公立中高一貫校受検
公立中高一貫校の適性検査は、その出題が特徴的であり、早くから慣れる必要性があります。しかし、いつから過去問演習を始めたらいいかは、やはり子どもの勉強の進捗具合によって変わります。

長男の場合、幼稚園の年少からずっと、漢字と計算ドリルを習慣にし、漢検と数検を目標にやって来ました。5年生になってからもその基本的スタイルは変わらず、そこに英検が加わりました。そして「Z会小学生コース専科 公立中高一貫校適性検査」を始めたのも5年生の4月からです。しかし、Z会は5年生のうちはそんなに負担が大きくなく、基礎学力向上の指針としていた検定試験の勉強にも影響がありませんでした。長男にはベストの組み合わせだったようです。

結局、6年生の9月中旬まで、このスタイルで勉強していました。そして、適性検査が約2か月後に迫った9月下旬、過去問演習に取り掛かりました。使用した問題集は『2016年度受検用 公立中高一貫校適性検査問題集 全国版』(みくに出版)です。
分厚く、しかも解答は載っていますが解説がないので、なぜその答えになるか分からなかった場合は、親が説明してあげる必要があります。学校の宿題や普段の勉強もさせたかったので、我が家の場合、「今日は福井県立高志中学校の適性検査Ⅱの1⃣と2⃣を25分でやろう!」と決めて、そのノートを翌日、私が答え合わせし、間違ったところは復習に役立たせるために赤ペンで解説を書き、長男は復習後にその日の指定箇所をやる、という流れにしました。作文は400字詰め原稿用紙を使って、字数の感覚もつかむようにさせました。
一日にたくさんの分量を解くのではなく、勉強の一部に組み入れるイメージで習慣化させました。それでも、12月の適性検査までに3分の2は解けたと思います。決して過去問演習に特化した訳ではありませんが、この「少しずつを毎日」を続けた結果、諏訪清陵高校附属中学校の適性検査本番では、見たことあるような問題ばかりで、問題のボリュームにも慌てることなく、適性検査Ⅰ・Ⅱとも10分前に終わったようです。

9月下旬から過去問演習の他に始めたことがありますが、それは次回書きますね。


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親のかかわり方

2015年12月19日 | 公立中高一貫校受検
私立中学受験とは違い、公立中高一貫校受検では「読み取る力」「気づく力」「伝える力」が問われますが、その根本にあるのが論理的思考力です。適性検査では、論理的思考力の育成を含めた、親から子への働きかけや姿勢の集大成が問われているように感じます。その姿勢は一朝一夕に身につくものではありませんし、知識の詰め込みだけで対応できるものでもありません。それまでの12年間で物事にどのように接し、どんな体験をし、何を感じ、そして、それを他人にどのように伝えられるかが問われます。

親は普段から「なぜそうなると思う?」という問いかけをするといいと思います。子どもに何かを質問されても、いきなり答えるのではなく、子どもの考えや意見を聞いてみる。そこから論理的思考が培われます。
これらは、子どもの教育や公立中高一貫校受検のために、私がこれまでに読んだ書籍の一部です。それぞれに書かれていることをすべてそのまま実行するのはナンセンスで、勉強方法だけでなく親としてのかかわり方も、子どもの性格や能力合わせて情報を取捨選択し、試行錯誤しながら自分なりのスタイルを作り上げることが大切だと思います。

しかし、先述したことが異口同音に述べられています。換言すると、子どもの人格形成や学力向上は、家庭環境で決まります。子どもが幼少期の頃から、いかにしてアカデミックで良好な親子関係や家庭環境を築いていけるかがポイントです。


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