合格してから1週間、合格への道のりを思い出す感じで綴ってきました。まとめとして、もう一度、合格に必要なことを簡潔に記したいと思います。
①勉強を習慣化させる。
②基礎学力をつける。
③得意分野を持ち、それを継続する。
④検定試験に早い時期から挑戦し、目標を達成する勝ち癖をつける。
⑤児童会役員やクラス役員になり、リーダーシップを発揮する。
今回の長男の合格点は分かりませんし、当然、適性検査200点・内申点48点・面接評価の内訳も分かりません。しかし、受検勉強と合格を通して分かったことは、①②の勉強面だけでなく、内申書の評価にかかわる③~⑤も大切だということです。
③については、小学校2年から毎年子ども新聞に取り組み、ずっと入選以上の成績を残しました。
2年生の時は全国テレビにも出演させていただいたので、自信につながっています。また、ピアノも幼稚園年中から続けてきて、コンクールで入選したり、小学校の音楽会でも伴奏を務めてきました。
④については、適性検査受検時点で、英語検定3級・漢字検定3級・数学検定5級に合格していました。
⑤については、6年生で児童会副会長を務め、その運営に携わり、学校行事では運営を支える中心として活動できました。
このようなことが内申書に書かれ、おそらく、合格にはかなりの影響を与えたとように感じます。③④は学力面にも寄与しますが、⑤は公立中高一貫校が求める「リーダーシップを発揮できる人物」に近づくためのトレーニングにもなります。多くの人の前で話す機会も多くなるので、プレッシャーにも強くなります。もちろん、面接ではアピールポイントになります。
適性検査当日、私は仕事で付き添えませんでしたが、同伴した妻によると、試験を終えた長男は疲れていたようですが、その一声は「あー、楽しかった!パパがTOEICを受け続ける気持ちが分かった」でした。試験を終えた後の達成感と充実感。この言葉を聞いた時、私は密かに合格を確信していました。そして、翌日の自己採点では85~90%の得点率でしたので、これまで頑張ってきた成果が発揮された安堵感に包まれました。
緊張の合格発表直前
今回の合格はゴールではなく、将来の夢実現のための通過点に過ぎません。合格に浮かれたのは先週までで、今週から英検準2級と大学入試英語の基本習得のための勉強と、数学も中2のチャートを再開しました。
高校入試がない分、勉強を独自のペースでできるのも公立中高一貫校の大きな魅力です。そして、長男の頑張りを近くでずっと見ていた次男も、これから始まる小学校生活で長男の後を追いかけてくれるでしょう。これからも今までと同じように、子どもたちと手を取りつつ日々の小さな努力をコツコツと積み上げていきます。