英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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英検2級

2006年06月13日 | TOEIC・英検など
一昨日、2006年第1回英検が行われました。英検2級はセンター試験レベルなので、特に高校3年生の塾生には積極的な受験を促しています。

ここ数年の私の指導経験論から言うと、英検2級合格はセンター試験英語の170~180点に相当(因みに準2級合格は100点~120点位)します。

妻も2級を受験したため、問題用紙を見せてもらいました。私が合格した14年前とは比較にならないほど、実用的な表現が出題されています。いくつかご紹介しましょう。

第1問
(7)
A: How        do the buses run in this area?
B: Pretty often. There's usually one every 20 minutes.
1.seriously
2.frequently
3.temporarily
4.particularly

(15)
Helen dreamed of becoming a chef, but she had second        when she heard how difiicult it would be to get a job.
1.thoughts
2.attempts
3.waves
4.choices

(17)
A: This party is boring. Let's go home.
B: I didn't want to come here        . I told you it wasn't going to be fun.
1.one after another
2.in the first place
3.at the least
4.on the average


(7)の正解は 2.frequently。
頻度を表す副詞の知識が求められています。

(15)の正解は 1.thoughts。
have second thoughts は、『Longman 現代アメリカ英語辞典』によると、to have doubts about a decision you have made と定義されており、「考え直す」という意味です。
この表現は、私は留学中の Conversation & Pronunciation の授業で習いました。

(17)の正解は 2.in the first place。
『Longman 現代アメリカ英語辞典』では、used to give a fact ot reason that proves what you are saying in an argument と定義しており、「そもそも、端から」という意味です。

(15)(17)とも、日本の受験英語参考書では余りお目にかかれません。しかし、この他の問題で問われている語彙は、受験英語で習うものばかり。結局、受験英語といっても実用英語と余り大差はありません。

英検2級・準1級・1級は語彙力がないと、勝負になりません。だからと言って、単語集に取り掛かるのは危険です。飽くまでも、文法力があり、英文構造を瞬時に把握できることが前提条件。その後に語彙力がつけば鬼に金棒です。
コメント
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