英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

最初の分岐点

2006年08月03日 | 指導現場にて
夏期講習中は個別指導で中学生を教える機会が多くなるのですが、生徒のレベルを確認するため、私は最初にちょっとしたテストをします。
You are a student. / He is a student. / They are students.
You play baseball. / He plays baseball. / They play baseball.
この6つの英文をそれぞれ疑問文と否定文に書き換えさせるのです。すると、英語が出来ない生徒にはある共通点が・・・。

be動詞を用いた上の3文は皆できるのですが、英語が苦手な生徒は下の3文を
Are you play baseball?
You are not play baseball.
と書き換えてしまうのです。

3人称単数現在の“s”が、英語嫌いになる最初の原因と考えられがちですが、実は英語がわからなくなる最初の分岐点は、 be動詞と一般動詞の区別だということがわかります。

この点を明確にしてあげると、皆出来るようになり、3単現は楽にクリアーしていきます。

この夏期講習で学んだことが彼らの英語力の礎になることを願って止みません。


コメント
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