英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

英語問題総整理本の効用

2010年01月14日 | 英語勉強法
現在指導している進学校の高校生たちには、学校から副教材として『Next Stage』などの英語問題総整理演習本を与えられます。
内容的にも信用できる総整理本を苦もなく手にできるのですから、羨ましい限りです。


第二次ベビーブーマー(団塊ジュニア)の私が高校生だった20年前は、大学受験産業が栄華を極めた時期で、確かに、現在の『Next Stage』のような文法・熟語の総整理的演習本はありました。その代表格が桐原書店『英語頻出問題総演習』と駿台文庫『英文法頻出問題演習』でした。桐原と駿台の“英頻”のどちらをやるのか、あるいは駿台の英頻のPARTⅠはやらずPARTⅡのみやるのか、受験生同士、熱く語り合ったものです。
(※その後、受験生の要望に応えてか、PARTⅠとPARTⅡは別冊として出版されるようになりました。)

しかし、エール出版社の大学合格体験記を読まなかったり、難関大学合格を目指す友人がいない等の理由で大学受験情報に疎いと、英頻の存在すらしらないということも・・・。

私の場合、高1の冬に部活を辞めて大学受験を意識したとき、通っていた塾で薄っぺらい熟語問題集を渡されました。それを徹底して覚えたとき、学校の授業が分かるようになり、模試でもいい点が取れることもあったと記憶していますが、総整理本ではなかったので、断片的な知識しか身に付きませんでした。私が“英頻”の存在を知ったのは高2の秋頃だったと思います。この頃から、「大学受験=情報戦」という意識が植え付けられました。

現在の高校生は、素晴らしい内容の総整理本を与えられているのですから、あとは、それに取り組み、完全暗記に励むのみです。

いよいよセンター試験まで3日。高2生は来期の大学入試へ向けてスタートを切る時期です。高3の夏までに総整理本を完全消化していれば、その後驚くほど偏差値は伸びます。


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