英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

感覚英語から脱却せよ

2024年07月12日 | 指導現場にて

英語に伸び悩んでいる学習者の特徴として、当然ですが、基本ができていない。ではその基本って何なのか?私は簡単な英文を使い回せる力だと思っています。

 

疑問詞を使った疑問文が瞬時に作れるか?

能動態↔受動態の書き換えが瞬時にできるか?

 

例えば、「彼は毎日いつ勉強しますか?」を3秒以内に英文にできますか?

(正解は When does he study every day?)

I am playing tennis. と He has played tennis. をそれぞれ3秒以内に受動態にできますか?

(正解は Tennis is being played by me. / Tennis has been played by him.)

 

疑問文が正しく使い回せなければ、間接疑問文なんか当然分からない。能動態と受動態がサッと書換えできなければ、英語に触れる際に最も大切なS(主語)とV(動詞)への意識が希薄になる。

疑問文が作れなければ、外国人とコミュニケーションできませんよ。コミュニケーションは相手に質問することから始まるのだから。

SとVへの意識が希薄だから、「私はお金を盗まれた」と英語で言いたい時に、I was stolen my money. なんていうトンデモナイ英文を平気で口にしてしまう。

 

英文を使い回せるようになるために、きちんと英文法を学ぶことが大切です。帰国子女ではない純ジャパのようなノンネイティブの文法力が伴わない英語は、単なる感覚でしかありません。そんな英語力は砂上の楼閣。いつ崩れたっておかしくありません。

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