高1生との授業で、教材の英字新聞記事中に heed という英単語が出てきました。もちろん、その生徒は初めて出会う英単語で意味も知りませんでしたが、私が heed を覚えたのは実は高1の時です。
合唱コンクールでクラスで歌ったのが、当時(1987年)世界を風靡していた「We Are The World」。
「せっかく歌うのなら、歌詞の意味も完全に理解しよう」と、英語の時間を使って副担任だった先生が教えてくださいました。その歌詞の最初に、heed が出てきます。
There comes a time when we heed a certain call.
(私たちがある声に耳を傾ける時が来る)
heed
①「注意、用心」
②「~を心に留める、~を気をつける、~に注意を払う」
①の名詞で使う場合、pay heed [attention] to ~で「注意を払う」のように、attention に言い換えができます。
あの頃、何気なく覚えたことが一生の知識となっているわけですから、ありがたい限りです。
因みに、合唱コンクールで歌った「We Are The World」ですが、私は伴奏を担当しました。当時は正式な楽譜がなく、おそらくはどこかの音楽の先生が手書きで起こした楽譜を渡されて、それをピアノ教室の先生と解釈しながら練習して仕上げていったのを覚えています。
当時から使い続けているアップライトのピアノ
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