英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

ある生徒の涙

2013年11月11日 | 指導現場にて
ある高2生が教室に来るなり、「先生、勉強のことで相談があるのですが・・・」と切り出してきました。面談室で話し始めるなり、彼女の目からは大粒の涙が溢れ出しました。

学校から様々な副教材を与えられ、何を優先していいか分からない。
一般受験で第一志望の大学を目指したいが、他大への推薦入試も頭から離れず、数学の勉強がどうしたらよいか分からない。
姉と自分を比べてしまう。

進路に対して真剣だからこそ、「あれも、これも」となってしまうのは、真面目な生徒に多い傾向です。そして、結局やってみたものの大して身についておらず、中途半端になってしまう。

これは私も経験してきたことです。だからこそ、彼女の気持ちが分かります。アドバイスは単純です。

・第一志望の大学を目指し、科目や教材に優先順位をつける。
・完璧主義をやめる。

A lot of disappointed people have been left standing on the street corner waiting for the bus marked Perfection.
(「完璧」という名のバスを待って、多くの失望した人たちが取り残されて街角にたたずんでいる。)

アメリカの教育者 Donald Kennedy の言葉が脳裏をよぎります。

物事は単純化し、行動に移す。それだけで事態は好転します。気持ちも新たに、第一志望の大学合格へ向け走り始めた彼女。これからも悩むことはあるかもしれませんが、全力でバックアップします。
我が家の庭のドウダンツツジが見事に紅葉しました。深まる秋とともに、大学受験シーズンが近づきます。


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地元のカフェ

2013年11月10日 | 閑話
自宅近くに昨年オープンしたカフェに、妻とランチに行ってきました。夜遅くまでやっているレストランのようなカフェで、いつ見ても駐車場にはたくさんの車が止まっているので、ずっと気になっていたお店なのです。
フレンチレストランを思い出させるような洒落た店内で、野菜を中心とした体に優しいランチをいただきました。料理に使われている野菜は、ほとんどが地場産で生産農家の顔が分かるようになっておりました。お値段は多少高めですが、お客さんの足が途切れることはなく、店内はずっと賑わっておりました。やはり、人口も少ない片田舎でも、きちんとしたものを提供していれば、自然とお客さんは集まるのだということを実感しました。

食材や生産地を偽装し、お客からお金を吸い上げていた某高級ホテルの営業努力を虚しく感じます。


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冠雪

2013年11月09日 | 閑話
昨日、自宅から見える南アルプスに目を向けると、うっすらと冠雪していました。

仙丈ケ岳


甲斐駒ケ岳
いよいよ冬がやってきたという感じです。一昨日は立冬だったわけですから、暦通りですね。

長男は今日、漢字検定5級(小学校6年修了程度)を受検しています。国語と算数については、学年よりも2年先を進めていくことを目標としているので、小4の現時点で小6の漢字を終えられるので、まずまずのペースです。来月は数学検定6級(小学校6年修了程度)を受検します。

私は17日がTOEICです。半年ぶりの受験ですので今からワクワクしています。


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教える意義

2013年11月08日 | 子育て
最近、長男(小4)が次男(幼稚園年少)の勉強を見てくれています。時間割まで作成する念の入れよう(笑)。
教えることが一番の勉強になるから、良い傾向です(^.^)。『ドラゴン桜』でも述べられていますが、東大に多数の合格者を出す超進学校では“教えあい”の空気が校内にあふれていると言われています。

それにしても、音楽が多くないかい?ピアノを始めたばかりの次男への、長男の心遣いかも知れません。時間も一教科10分で、3歳の弟にも無理のない設定ですので、感心しきりの親バカの私です(笑)。


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教えられる側の本音

2013年11月07日 | 指導現場にて
6年前に読んだ『ドラゴン桜』を読み直しています。
進学塾での指導に携わってちょうど10年ですが、指導現場で生徒たちと関わって経験を積んだ今、改めて共感できるところが多々あります。

第6巻で先生役を務めた水野が発した一言。
「教えられる側ってわかったフリする」


『ドラゴン桜』第6巻(52限目)より
先生がしっかり教え、生徒もそれに対して「わかりました」とうなづきます。しかし後日、それについて質問すると答えられない・・・。そんな場面に何回も出くわし、指導者として虚しさを感じたことも多々あります。

いかに生徒の本音を引き出し、真の意味で“理解”させることができるか。そこで、指導者の工夫と技量が試されるのだと思います。


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情報構造の感覚

2013年11月06日 | 英語勉強法
『英語が面白くなる東大のディープな英語』を読んでいます。英語学習者にとって知的好奇心をくすぐる内容で、文法知識を長文の中でどのように使っていけばいいかがよく分かります。
特に78ページの「旧情報→新情報」という英語の情報構造の原則についての解説は素晴らしいです。情報構造の原則については10年ほど前に取り組んだ『入試英文法問題特講』で詳しく勉強したので既知のことではありましたが、解説で使われている例文が東大の過去問で解説も秀逸なので、多くの気づきを得ることができました。「あ!そう言えば、“bring ~ home to 人”のイディオム表現で、目的語である“~”がよく後置されて“bring home to 人 ~”となるのも、この情報構造の原則によるものなんだな」といった感じです。

しかし、誤植が多すぎるのが残念。重版の際にはきちんとしたものを出していただきたいです。


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先手を打つ

2013年11月05日 | TOEIC・英検など
来年1月の第187回TOEICの申し込みを済ませました。年末に向かって忙しくなっていきますので、申し込み忘れがないように、TOEICに限らずすべてのことにおいて、早め早めを心がけています。

それにしても、来年初っぱなのTOEICですので、申し込みをしただけで気合いが入ると共に、モチベーションもアップするので不思議なものです(笑)。

今月のTOEICまでは12日。平常心で臨めるよう、日々の勉強を淡々とこなしていくのみです。


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大学への道

2013年11月04日 | 指導現場にて
昨日は、生徒たちを引き連れて「大学見学ツアー」に行ってきました。アカデミックな雰囲気に包まれた東京大学と、学園祭の活気に満ちた早稲田大学のキャンパスを散策。

東京大学・本郷キャンパス


早稲田大学・大隈重信像
東京大学では、塾の卒業生でもある現役東大生に案内してもらいました。母校・早稲田は人混みにもまれてきた感じですが、対照的な2つの大学を見学して、生徒たちにも何か感じるものがあったはずです。


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可能性を信じて

2013年11月03日 | 子育て
『勉強ができる子の育て方』を読了。
本著でポイントになっている点は次の3点に集約されるでしょう。
1.最も大切なのは、子どもとのコミュニケーション。
2.子どもの可能性を信じる。
3.干渉しすぎない。
塾での指導や自分の子育てを通して「こういう家庭環境だと成績が伸びるんだよな」と感じてきたことが、そのまま書かれています(笑)。結果として、著者の娘さんは二人とも東大の理Ⅲと文Ⅲに現役合格。エッセイ風に書かれていて読みやすいですが、説得力が十分にあります。

「東大なんて無理」と思われる方も多いと思いますが、その時点で可能性を否定してしまうことになります。無理ではなく、どのようにしたら合格できるのか・・・。プラス思考の観点で書かれた本著を読めば、親子関係が改善し、勉強を進んでする子どもを育てられる方向へシフトする子ができると思います。

世間は三連休中ですが、私はずっと仕事ase2。今日は勤務先主催「大学見学ツアー」で生徒を引き連れて、東京大学と母校・早稲田大学に行って来ます。塾生たちが自分自身の可能性を信じられるよう、難関大学を肌で感じてもらいたいです。


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地元がアツい

2013年11月02日 | 閑話
昨日は「高遠そば祭り」に妻と行って来ました。

会場は、タカトオコヒガンザクラで全国的に有名な、高遠城址公園。快晴無風の絶好のお天気で、木々の葉も色づき始めていました。祭り初日ということもあって、平日にもかかわらず、かなりの人出でした。


高遠そばは信州そばの発祥と呼ばれています。こんなにも美味しい蕎麦を地元で食せるなんて、幸せこの上ないです。

そして、地元と言えば、伊那市立図書館が「Library of the Year 2013」で大賞を受賞しましたclap。地域を盛り上げようという力が集結して、少しずつ成果が見えてきています。これからも誇れる地元であるよう、応援していきたいと思います。


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