四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

論理エンジン

2022年10月11日 | アート・文化

 11日㈫、午前中は綾部小学校へ。今年の4月から導入してもらっている「論理エンジンキッズ」の活用状況について、校長先生や教務主任の先生からお話をお聴きした。

 まだ半年だが、国語だけでなく、他の教科の授業でも、子ども達が「論理」を活用して理解しようとすることが増えてきているようだ。これを2~3年継続していけば、子ども達の脳力のベースアップが格段に進むことが理解されてくると思っている。

 「論理エンジン」はこれまで有名私学や進学塾を中心に広まってきているので、学力の高い子向けの教材だと思われがちだが、実際にはその逆で、学力の低い子にこそ、その力を発揮できる。そのため、綾部市では全国で初めて地方の公立小学校で取り入れられたことに大きな意義と関心がある。早く綾部市全体の取り組みとすることが重要だ。

 綾部小学校では今年度、「論理エンジン部」「授業づくり部」「言語活動基盤部」に分かれて研究活動を進めておられるようで、来月には「論理エンジン」の開発者である出口汪先生を再び、綾部にお招きし、授業参観をしていただいた後、現場の先生方との意見交換の場を持っていただこうと予定している。

 私は私なりにどういう支援をするのが良いのか、校長先生のご意見をお聴きしたので、自分なりにも動いていこうと思っている。

 

 午後は綾部市民短歌大会実行委員会(平和元良会長)役員会に出席した。

 毎年6月に短歌大会を実施しておられるが、数ヶ月前に今後の活動について相談があったため、京都府との間を取り持って「地域交響プロジェクト」の補助対象になるよう話をしている。今日その補助制度の説明とSNSやネットの活用、若い世代の巻き込み方などを提案し、質問にはお答えした。

 「できるかできないか、よりも、やるかやらないか」そういう意気込みを持つことが大事だし、「京都府はそういった市民の皆さんの前向きなやる気を応援する」とお話したら、「コロナで環境が変わり、今後、この大会がどうなるのかと不安に思っていたが、道が開けた気がします」と喜んでいただいた。

 私が退席した後、役員会では来年の開催に向けて、「地域交響プロジェクト」の申請を準備していくと決められたようなので、京都府の担当者には相談に乗ってあげてくださいと依頼した。


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