26日㈰、朝から京都へ。11時半にKBS京都に行った。その前に、隣りにある護王神社に参拝。和気清麻呂と姉の和気広虫を主祭神とする神社だ。
13時からKBS京都ホールにて、12月31日に放送されるKBS京都版紅白歌合戦である第10回「紅白歌の競演」の収録が行われた。ここで全くの素人ながら、「審査員」を務めることになった。
数年前に綾部ロータリークラブの忘年例会で知り合った歌手の大林幸二さんに誘っていただいた。
審査員は6名おり、お笑いタレントのパンチみつおさん、ブラッカンラジオのルイ・JAJA・ボストン代表、元KBS京都アナウンサーの村上祐子さん、奈良のカラオケ教室の先生であるロイアル北野さん、主催者である㈲ニュースメーションの小賀信子社長というメンバーで、完全に一人浮いていたように思う。
パンチみつおさんは元は島田紳助さんの紳助バンドでギターを弾いておられて、その後「オ~ウ~ミ住宅、黒沢さん~」のコマーシャルソングを作曲し、自らもヘルメットをかぶって出演しておられるそうだ。
村上祐子アナウンサーとは初めてお目にかかったが、初めての気がしなかったのは、もう10数年前、綾部の西町商店街に「deちゅう」という番組収録に来られたことがある。その番組でキミレンジャーが紹介されると聞いた妻と小源太がキミレンジャーを観に行っていて、そこで村上アナウンサーからインタビューを受けてチラッとテレビに映った録画を何回も観たからだ。
村上アナウンサーにその話をしたら、「覚えてる、覚えてる。綾部のFMいかるさんに行かせてもらって、暖かい放送局だった」と喜んでおられた。「その赤ちゃんだった息子さんは?」と聞かれて、「もう19歳の大学生です」と言ったら、「そうでしょうね」と驚いておられた。
懐かしい再会は他にもあって、後から控室に入ってきて弁当を食べ始めたゴウくんという男の子が「四方源太郎さんですよね?久しぶりです」と言うので、「誰だっけ?」と思っていたら、「セーリングのボーカルのゴウです」と言われて、ビックリした。
セーリングは大阪を拠点に活動しているバンドで、綾部出身のナオちゃんという女の子がドラムを叩いており、デビュー前にナオちゃんのお母さんがうちの事務所に熱心に宣伝に来られ、当時発行していた月刊NEXTというフリーペーパーで何度か特集し、綾部でのコンサートもお手伝いしたと思う。
セーリングはたしか、綾部の成人式でも演奏してもらったと思うが、今でも元気に活動していてくれて嬉しかった。
番組の収録は約4時間半。かぶりつきで10組の歌手のパフォーマンスと紅組、白組のそれぞれのエンターテイメントを観て、ゲスト歌手の加納ひろしさんも登場され、盛りだくさんの内容だった。
紅白どちらが勝ったのか?結果は12月31日㈰、9時半~11時、KBS京都での放送をぜひ!ご覧ください。
私も少しは映るかもしれません。
一緒に審査員をしたロイアル北野さんと意気投合して、収録後は「あんたも一緒にどう?」と誘われて、ロイアルさんのカラオケのお弟子さん達10名ほどとスナックにご一緒した。
ロイアルさんは奈良のFM814で歯に衣着せぬ「毒舌」の演歌批評が受けているそうだ。しかし、スナックでは「毒舌」を発しながらも、食べ物や飲み物を運んでお弟子さん達を接待しておられた。こういう気配りがあるから慕われているんだろうと勉強になった。
芸の道はいろんな人が憧れて関わることによって成り立っている。その裏側が垣間見れた一日は本当に楽しかった。