28日㈫、午前中は2時間ほど、「げんたろう新聞」のポスティングに、あやべ台団地と紫水ヶ丘団地へ。5000歩ほど歩いて、結構汗をかいた。
昼には来客あり。「げんたろう新聞」への応援寄付を届けていただいた。ありがとうございます。
午後は監査委員として、税理士の森敏行監査委員と二人で、府北部の2ヶ所に現地監査へ。
最初は宮津市の海洋センターへ行った。京都府の水産技術を研究する拠点であるが、施設は相当に老朽化していた。
庁舎の屋根は防水工事が必要な上、壁紙は剥がれているし、研究に必要な建物は屋根が壊れ、海面育成施設も壊れている箇所がたくさんあった。
海面施設の更新には4億円ほどかかるそうだが、この施設では丹後トリガイの稚貝を生産したり、京都府漁業にとって重要な施設であるため、もう少し計画的に設備投資を行い、若い人にも「漁業に未来がある!」ということを感じてもらう必要があるのではないかと意見を述べた。
巡視船の「らくよう」も見学した。密漁者を監視しているそうだ。
続いて、北近畿タンゴ鉄道㈱を訪問し、宮田英樹社長らから話を聴いた。定期券利用者は年々減少し、定期外の利用もコロナで急減していたようだ。
定期外利用はコロナ後、戻ってきつつあるので、駅の周辺で住宅地開発をするとか、団体客の呼び込み方法を考え、方言や民謡などを列車で流して旅情を深めるとか、新しいことをやっていったらどうかと提案した。
地域にとっては欠かせないインフラであるため、採算を考えすぎて萎縮せずに、前向きに新しいチャレンジをしてほしいとお願いした。
野田川町の与謝野駅を現地調査し、今後の敷石や枕木の更新についての説明も受けた。
駅の待合室は高校生の自習スペースにもなっており、地域の拠り所として、様々な活用ができることは良いことだと思った。
夜は明日の丹後広域振興局の監査に備えて、4名の監査委員と事務局2名で京丹後市に宿泊した。