29日㈬、8時45分にホテルを出発。丹後広域振興局の平井公彦局長の案内で京丹後市内の調査場所を回った。
まずは久美浜町にある「ツリーハウス」へ。この「ツリーハウス」は歌手のあいみょんとタレントの広瀬アリスが出演したキリンビールのCMで有名になり、見学のための遊歩道を京都府が整備した。
部屋に上がると眼下には日本海がよく見えた。しかし、部屋には動物が侵入して汚していたので、観光に活用するには改善が必要だろう。
次は久美浜町から大宮町まで京丹後市を縦断し、森本工業団地の㈱真田 京丹後工場へ。ここではサツマイモ(紅はるか)を干し芋に加工する新たな施設に京都府が補助金を出していた。
㈱真田(本店:東山区、真田英明社長)は創業110年を超える老舗の乾物屋で、農業を基盤とした「ものづくり経営」を目指しておられる頼もしい企業だと感じた。
最後は峰山町の小西川広域河川改修を調査した。京丹後市役所のすぐ裏で、まさに市街地の中心部だが小西川は幾度も溢れて被害を出してきたそうだ。
河川の側面に矢板を打ち込んで河床を掘り下げていく工事を行っているようだ。
13時からは丹後広域振興局にて、4名の監査委員による審査。私は「産業」を担当し、機械金属工業の人手不足対策、「シルクバレー」構想、「京式部」の販売方法、牡蠣の宣伝・活用、クマの駆除などについて質問した。
平井局長からは「北部経済センターを創り、丹後と中丹、さらには北部と京都市内や南部の経済、研究開発を連携してやっていかないとダメだと思っている」という発言があった。
平井局長は京丹後市出身であり、強い思い入れをもってまちづくりに取り組んでおられる熱意が感じられた。
審査は15時に終了し、16時過ぎに綾部に戻った。その後、事務所で書類整理やブログ書きなど。
18時半からは忘年会。綾部で今夏にオープンした初めてのお店で良い時間を過ごした。