ほ~ら、おいでなすった。まずは国民の知る権利をなくそうと言うことですね。
知らなければ、批判も出来まいと言うのだろう。そして次は、言論の抑圧?
そして、秘密裏にしたものは歴史にもさらさず闇に葬り去ろうという。戦前より悪いんじゃない?。
おひとよしの国民、経済が少しぐらいよくなったって、その恩恵にあずかっている人たちはごくわずかなんだけどね、のせられて、のほほんとしてちゃだめだよ。怖い未来が待っているよ。
ほ~ら、おいでなすった。まずは国民の知る権利をなくそうと言うことですね。
知らなければ、批判も出来まいと言うのだろう。そして次は、言論の抑圧?
そして、秘密裏にしたものは歴史にもさらさず闇に葬り去ろうという。戦前より悪いんじゃない?。
おひとよしの国民、経済が少しぐらいよくなったって、その恩恵にあずかっている人たちはごくわずかなんだけどね、のせられて、のほほんとしてちゃだめだよ。怖い未来が待っているよ。
昨日は暑いさなか2度外出した。一度は町民センターの工芸室に、金曜日の方々に用事があったので、二度目は歯医者へ。水、木とうがい薬のイソジンを塗って腫れを抑えておいた。おかげで、ラクにはなっている。でも、痛みが取れれば抜歯だろうなぁ、と憂鬱。
外に出ると、ご近所が「暑いですね」と挨拶した。「ほんとに暑いですね。でも空はもう秋なんですけどね」と言いながら、上空に広がっているウロコ雲を指差した。きれいな雲だ、空も高い。
レントゲンを撮ると、根がぐらついて、歯肉が炎症を起こしていると、薬の処方をしてくれた。6時間おきに抗生物質を飲む羽目になってしまった。化膿止めだろう。炎症を抑えてから抜歯するかどうか判断するという。
帰ってくると疲れたらしく、こっくり、こっくり。おかげで蚊の餌になってしまった。
この夏、いちばん夏を楽しんだのは若ネコたちだろう。去夏は未だ家から出なかった。だから遊ぶのは初めての夏といってもいい。外は狩をして遊ぶ獲物はたくさんいる。とかげ、へび、せみ、ばった・・幸い遊ぶだけで殺しはしないから、取り上げて逃がしている。
シリア情勢が気になっている。イギリスは反対の世論と下院の否決で、同盟からおりた。アメリカ世論も攻撃賛成は9%、議会も慎重論だと聞いている。でもフランスが付いているので強気だ。イラクの二の舞は止めた方が賢明だよ。結局イラクで大量破壊兵器は見つからなかった、よしんばシリアが化学兵器をつかったにせよ、化学兵器使用はもちろん許されないことだが、即軍事介入はよろしくない。国連事務総長も慎重にと警告している。シリアのバッシャールは、好きではないが、軍事介入すればまた市民が死ぬ。難癖をつけ、イラクを破壊し、内紛を拡大させた責任をとろうともしないで同じ轍をふむな。アメリカの兵士たちだって、ずいぶん死んでいる。兵士たちにも家族はいるのだ。
今日も暑いが、風が吹いているので心地よい。午後3時過ぎ、Nちゃんが来て、隣の庭に薬剤を撒いているようだ、と教えてくれた。そういえばモーターの音も聞こえる、それに薬臭い。見に行くと、二人の男性がいて、一人が噴霧器で白い液を土に浸みこますように撒いている。手を振って声をかけたが、噴霧器の音がうるさいので、気がつかない。風があるので、飛沫が私にもかかる。アサギマダラがあわてて逃げていく。ハチの姿はない。近くに来て、やっと私に気がついてくれた。「薬剤は何使っているの?」「許可をもらっているものです」「薬剤の名前は何なの?」「スミチオンです」「あ~ら、有毒じゃないの。じゃ~、部屋の窓をしめなくちゃ。声をかけてくれれば、窓しめておいたのに」「すみません」
急いで、教室の窓を全部閉めた。ネコには気の毒だけど。木があるとはいえ、今日は風がある。しかもこちらに向いて吹いている。心地よい風が仇になってしまったようだ。家の窓も閉めた。薬の臭いもあたりに充満している。
私は臭いに弱い。すぐ咳き込む。家に入り顔を洗い、手や腕もじゃぶじゃぶと洗った。気分的なものだろうが、頭が痛くなってきた。
スミチオンは住友化学の、フェニトロチオンの商品名で、有機リン・有機硫黄系の殺虫剤である。
スミチオンはお林でも松くい虫対策で使っていた。しかし散布の前に、事前にお知らせはしていた、と思う。そうそう、お林の散布で、お知らせをする以前のことだったと思うが、止まっていた車にかかり塗料がはがれると言う事件があった。家庭菜園で使って頭痛など中毒症状を訴える人もいる。個人差はあるとはいえ、農薬(殺虫剤)は農薬、やはり安全ではない。住宅地の中では、業者ももう少し神経を使ってもいいのではないか。おそらくそんなこと気にかけていないだろう。依頼者も内容を知らないだろう。盲点かも。こういうのは保健所の所管なのだろうか。
急用で不在にしていて11時、式典を見ることは出来なかった。1時近く家に戻り、長崎市長の宣言文を読んだ。ごりっぱ。以下に入れておく。
国民に正確な説明もなく、国民の手の届かないところで、憲法改悪に布石をしている阿部内閣のやりかたを知るにつけ、こういう宣言が出来ないような時代が来ないことを切に願い、黙とう。
だいぶ前になるが、長崎を訪れた時、爆心地に立つ記念塔の前で、長いことじっと祈りを捧げる年老いた父親と娘と思しき二人連れを見かけた。この二人の姿が印象に残っている。
午前8時、テレビをつけようと思ったが、阿部さんの顔は見たくないし、核の平和利用は是とし、宣言文に盛り込むと言っていた市長のアッピールも聞きたくないし、と今年はテレビをつけるのはやめた。
8時16分、原爆で犠牲になった人々、いまなお被爆の後遺症で苦しむ人々を思って、ひとり静かに黙祷を捧げた。
昨日のことだ。チャンネルを回していると、ピカドンの日と言うタイトルで外国人が流暢な日本語で話しているのを見た。視点・論点だったろうか。
彼の名はアーサー・ビナードというアメリカ人だった。英米文学の専攻だったが、日本語に興味を抱いて来日し、広島の原爆資料館で語り部が説明するピカドンに強烈な印象を受けたという。語り部は原子力爆弾、原爆、核兵器・・などと言う言葉は使わなかった。ただピカドンと。
B29 エノラ ゲイで運ばれ、落とされたLittle Boyという名の爆弾は確かにU235を使った原子力爆弾、核兵器だ。しかし落とされた人々には、それはピカドンという表現が一番ふさわしい、一瞬にして大勢の人の命を奪い、市街を廃墟にしてしまった、強力な爆弾、ピカドンだった。
そして次いで、長崎に落とされた爆弾は広島の爆弾とは違うプルトニウム爆弾。これは原子炉の中で生成されたプルトニウムを利用している。威力は広島のものより大きい。
だから彼は、原爆の日とは言わない。ピカドンの日と言っているそう。私は何て言っているかな?私はずっとヒロシマの日、ナガサキの日とカタカナを使って表現している。
長崎に投下された爆弾はFat Manと言う名がある。これはチャーチルにちなんで名付けられたとも聞く。
ビナードはいう。二つの爆弾を原爆という名でひとくくりにしてしまうと見えてこないものがある。それは二つの違い、Little BoyはU235爆弾、Fat Manは原子炉から生成されたプルトニウム爆弾(U238→→Pu239)、その平行線上に原子力発電、原発があることを見落としている、というのだ。なるほど、日本人に欠落している視点をアメリカ人に教えられた思いだ。
話の中で彼の「さがしています」という絵本を紹介していた。初めは8時16分で止まった時計。時計はおはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい、と言う声を聞いていた。しかし、時計にはこんにちは、こんばんは・・・とつづく言葉が聞こえない。未来永劫8時16分で止まったまま。時計はこんにちは…と続く言葉をさがしている、ということなのだろう。絵本は続くが割愛。
聞き終わってから、アーサー・ビナードを検索してみた。詩人なんだ。中原中也賞も受賞していた。さっそく「さがしています」と言う絵本を注文した。
◇アーサー・ビナードの紹介はここで読んだ。