ロビンソンへ行き、帰り西湘バイパスを通って戻ってきた。車は多い。無料になったせいだろう。ロビンソンへ行くたのしみは、この時期、駐車場に網を張っているオニグモに会うためである。この間まではオオヒメグモしか見かけなかったが、今日は数匹のオニグモを見かけた。きれいな垂直円形網を張っている。
毎日、バングラデシュの写真を取り出して、編集にはまだ行かないが、デスクトップに並べている。今回はEOS kissで撮ったものを使おうと思っている。フィルムは一枚一枚スキャンして入れているから、気に入らないのは取り込まないが、デジカメで撮ったものはそのままCDに入れてしまうので、ほとんど見ることもない。改めて、へ~、こんな写真があったんだ、と思いながら作業を進めている。けっこう時間がかかる。ほかの事はなかなか出来ない。
スズメの話がおもしろかったので、ついで「カラスの大研究」と「カラスの常識」を買った。
「カラス大研究」 国松俊英著 PHP研究所
先回のスズメの大研究」の著者である。スズメは佐野昌男さんが生態を研究してくれてあったから、周辺のことをこの著者が集めて別の意味でたのしかったが、「カラスの・・」もその路線なので、私がほしい話にはいまいちだった。あとがきのカラスの言い分がおもしろかったけど。
「カラスの常識」柴田佳秀著 寺子屋新書
この人は農学部の出身だ。国松さん共々野鳥の会の会員だ。ちょっと期待した。はじめに、誤解だらけのカラスと、カラスが嫌われていることを、一つ一つ取り上げ、説明し、反論してくれているのは知らない人には説得力があっていい。たしかに野生動物に関しては何事もそうだが、人間中心の目でしか見ていないから、誤解が枝葉をつけ、憎悪が大きく膨れ上がる。もちっと理解してやってよ、は私も言いたいところ。だが、内容は私が知りたいのはそういうことではないので、ちょっとがっかり。私の知りたいのはカラスの生態なのだが、その記述は少ないから、実際のところ、カラスの詳しい生態はまだよくわかっていないのだろう。
日本にいるカラスはカラスの仲間のカケスなどを除くと、普通見られるのはハシブトカラスとハシボソカラスの2種類。ハシブトは英語でJungle crowという名の通り森の鳥であった。ハシボソは英語でCarrion crow 腐肉を食べるカラスという意味である。ヨーロッパでよく見かける頭だけが黒い頭巾ガラスはハシボソとまったく同じ種類なのだそうだ。アジアでよく見るneckが灰色のカラスは英語でHouse crowと言うのだそうだ。私はGrey neched crowと呼んでいたのだが。
自然のカラスの寿命は、おそらく10年ぐらいではないかということだった。一夫一婦制でずっと同じ相手と連れ合うのだそうだ。
生態はウチのカポたちの行動と照らして読んでいる。
バングラデシュのデジカメ写真を取り入れていたら、House crowの写真があった。どこにでもたくさんいたが、これはランガマティで撮影。