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節分お化け

2014-02-03 15:53:14 | インポート

正月を京都で迎えた人がお土産に黒豆を持ってきてくれた。北尾の丹波の黒豆である。豆はpapasanの領分。さっそく煮てもらって、水曜日、陶芸に持って行った。実に美味しかった。そこで、家の仲間にもご馳走しようと、北尾から丹波の黒豆を取った。ついでちりめん山椒も味見に取ってみた。これも美味しかった。

以来、北尾からはメルマガが届く。そこに京都の風習がさりげなく紹介されている。関東の人間にとっては、へぇ~と思うことが多く、興味深く読ませてもらっている。

                                                

今回のメルマガは、節分には京都の花街に「こんにちは、お化けどす」とお化けが出る、という話だった。いまはカーニバルのように様々な姿形で、パレードしたり、御座敷に出たりしているそうだが、その昔は、芸子さんたちが、若い人が年寄りの島田を結ったり、年寄りが若い桃割れを結ったりして、その姿のまま神社に新年のお参りに行ったのだそうな。そういう風習を復活させようとしているのが仮装行列のような、パレードというわけのようである。

                                                                                                                              

  ネットで、節分お化けを探すと、あった、あった。これも豆まきと同じく厄除けのひとつであったらしい。節分の夜には鬼が跋扈する。異装をして、普段と違う姿になることによって鬼の目をくらましやり過ごし、新年の平穏を祈る。立春前後は暗い季節と、明るい季節の境目。そういう不安定な時期には鬼などが異世界からやってくる。そいう危険を避けるために、豆まきやお化けも行われた、という。

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