とんだ掃除

ベリーズが台所のカーペットをのぞきこんでいる。何かいるな、トカゲかな、とカーペットをはぐると、なんと黒と赤のあの大きなムカデがいた。
しかし、もたもたしている間にムカデは狭い隙間にもぐりこんでしまった。隙間の上はステンレスが張ってある。私はムカデぐらい平気だが、遭遇したらPapasanが驚くといけないとは思っているが、いかんともしようもない。一応気を付けるようには伝えた。

カーペットをしいておくと、また潜りこむかもしれないので、一畳用の小さいのから外して風呂場に持っていき、石鹸を溶かした湯の中に入れて洗った。すすぎが大変だったがそれでも何とかすんでバスタブのヘリにかけて水を切り、物干しに干した。幸い天気続きで今日はしまえそうだ。今日は思い切ってテーブルの下の2畳用のカーペットを外した。ムカデはいなかったが、埃がたまっていた。埃を払い、風呂場に持って行き、石鹸の泡立つ風呂に入れた。あ～疲れた。午後まで放っておこう。

先日は天井に大きなげじげじがいた。Papasanに教えると騒ぐから知らん顔しておいたら、そのうちにいなくなった。げじげじは益虫なんだけどね。

掃除前に、明日のために、ティラミスとカボチャのプリンを仕上げた。こっちは朝飯前だけど、力仕事はだんだんきつくなる。、

ともかく、カーペットはゆすいで、物干しに乾すことは出来た。

Papasanが大きな声で私を呼ぶ。何事かと思ったら、人が来ているという。「なんでしょう」と声をかけると、道具箱を持った男性が裏から出てきた。水道のメーターを探しているのだと言う。「メーターは前です」と言って、入口に案内した。メーターの交換だと言う。戻って来て、Papasanに「メーターのありかぐらい、papaだって教えられるでしょう」と言うと「わからない」と言う。「昔から同じ場所ですよ」と言ったが「わからない」を繰り返している。認知症なんだろうが、頭の構造、というより記憶の構造と言った方がいいかもしれないが、どうなっているんだろう。