Cogito

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気の毒に

2022-04-18 21:11:43 | 日記
エネルギーの節約、これだけは??というのが暖房。灯油が欠かせない。

毎晩、10時近くまで役場2階の電気が付いている。それもずらっと、どの窓
も。残業しているんだろうな。3月議会で、家に書類を持ち帰って仕事をしていたという答弁だったから、家に持ち出し禁止で残業しているのかと思ったが、それはさておき、気になっていたので役場総務課に電話した。
「毎日夜遅くまで電気がついているけど、残業しているの?」「はい、年度初めなので」「うん、それは分かるよ。一年の基礎みたいなもんだからね。ちょっと気になっていることがあるんだけど、教えてくれる? 以前、庁舎は定時になると、暖房、消してしまうって聞いているんだけど今もそう?」「そうです」「ここんところ寒いじゃない?暖房きられて、みんなどうしているの?」「上着を着こんだりしています」「以前、ひざ掛けや毛布を持ち込んで寒さ対策をして仕事をしているって聞いたことがあるんだけど、まだやっていたんだ。みんな若いから大丈夫かもしれないけど、職員数も少ないことだし、誰かが病気になったらしわ寄せがくると思うから健康には気をつけてね、それが心配なんだよ」「ありがとうございます」
年度初めって言えば、税金の計算などなども、この時期にしているんだろう。せいぜい4月か5月中旬くらいまでだからこの間ぐらい夜間の暖房も認めてやってほしいもの。役場の暖房がどういうシステムなのか知らないが、1ケ所に集中できるものなら、そこに持ち寄って、みんな仕事ができるだろう。そういうことも考えてほしいね。
職員を叱咤激励するのはかまわない。あちらはプロなんだから出来なかったらどんどん苦情を言ってもいい。ただ、それ以前に職場の環境だけは何とかしてやりたいとは思うんだけどね。
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1984年

2022-04-18 07:45:46 | 日記
ジョージ オーウェル「1984年」の漫画が出ているのを見つけたので、和美さんに「読んでみる」と聞くと読んでみたいという。もちろん彼女も訳本は読んでいた。で、さっそく注文した。だれが漫画に書き下ろしているんだろう、漫画家の情報はなかなか見つからなかった。出版社の宝島社を調べると、「まんがでわかる・・」シリーズがずらっと並んでいて、その一つに「1984年」があった。監修山形浩生、えっ、監修って、彼が書き下ろして誰かに絵を描かせているものなの?山形浩生は好きじゃない。こんな奴に印税払いたくない、でも注文しちゃったし、漫画だから、まぁ、いいか、と買った。それが届いた、嫌な予感は的中。買うんじゃなかった、と後悔している。

子どものころから本屋の店先で、中味を見ながら選ぶのが常だった。それがまた楽しみの一つだった。学生時代は、本屋通いは日常だった。ネットで買うにしても、内容が分かった本しか買わなかったから、出会いは少ない。

このまんが、スジだけじゃなく、やたらと、山形の解説が入る。お前のコメントが読みたいわけじゃない、どんなふうに描かれているか知りたかったんだ。そして判断はあくまでも自分でする。とはいえ、彼の主張を全く否定はしないが。

確かに知らないうちに全体主義が少しづつ忍びよっていることは事実だ。それを恐れてもいる。
ふっと頭をよぎる著書「自由からの逃亡」、これまた古い本だが・・

人は抗うより、流れに身を任せ従うことの方が安易だから、全体主義に巻き込まれていく。自由も人権も、人間性も失っていく、が失ったことにも気が付かなくなってしまう。

◇「自由からの逃亡」Escape from Freedom
以下、コトバンクの解説

ドイツ生まれのユダヤ人、社会学者・精神分析学者E・フロムが亡命地アメリカで書いた代表作。1941年刊。ナチズム台頭の因を社会、経済的側面からだけではなく社会心理学的側面から分析する必要を論じて注目された。人間やある社会階層が政治、経済的危機状況に置かれたときにおこる「権威主義的性格」をマゾ・サド的側面から解明。ファシズム運動を、一方ではヒトラーの権威に従いその犠牲になることに喜びを感じ、他方では自分より劣った者たとえばユダヤ人を蔑視(べっし)・虐待し、欲求不満や劣等感を解消しようとした心理や行動の現れとして描いている。個性の喪失と画一化が進行している現代社会に対しても示唆に富む。
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