9時過ぎ家を出た。ガラガラを引いて、まずは小田百で現金を引き出し、その足で役場に行った。滞納している固定資産税を支払うために。前々から令書をなくしてしまうので固定資産税は督促が来てから払うことにしている。もともとはpapasanが固定資産税のためだけに農協と取引していたらしいが、入院中、役場の放送を聞いて暮れでもあるし、現状が分からないので、現金をもって納付に行ったら、引き落としができない段階までわからないという。いつまで入院しているからかわからないと説明すると、農協との契約をここでキャンセルしくれ、現金を預かってくれた。以来、そう、7年になるのかな、毎度納付に行っている。滞納して督促が来てからはまだ1,2年くらいだが。年4回、役場にいくのも悪くない。ついでにいろいろ見たり聞いたりしてくるからだ。今日もしかり。
なんせ昔と課の名前が違うから、のぞき込んでは「ここは何をしているの?」とやたらと聞いている。二階へ行こうとすると、何人ものスーツ姿の職員たちに挨拶された。「ごめん、私目が悪いから誰だかわからない」と大声で言うとマスクをとって「誰それです」とあいさつされた。「あ~、誰それさん、今度何処?頑張ってね」なんて調子くれている。秋元道路課長に「何処に何があるかわからないから見学に行くの、案内して」と頼むと丁寧に案内してくれた。それでも知っている人たちがいて声をかけてくれる。財政に強かった余川さんが昇級とはいえ移動になって残念。「令和2年の財政表、神奈川県のページに載っていたけど財政力指数は0.45だよ。この前来た時よりまた下がったね。その説明も載っていたよ。しっかり分析してまた教えてもらうね。
下市町村別の県の財政表。真鶴町を選択して開いてみて。総括表だけでなく下に書く分析も載っているから読んでみて。
一般的に財政の落ち込みは高齢化が要因のひとつ。年金生活者が増えれば必然的に税収は伸びは期待できない。しかも福祉的需要が増える。まぁこれは先が見えていたことなのに、対策をしてこなかった政府の問題だけどね。
それでも神奈川県は豊かな団体、地方交付税の不交付団体は藤沢、鎌倉、厚木。箱根町、寒川町。前は8団体だったのにね、こういう話が普通にできるのも楽しい。
久しぶりに町長室に入って多面にわたって、町長とも話をした。
下に降りてくると高橋課長が庁内の通路を掃いていた。「おっ、課長自らお掃除、いいねぇ。ほら若手、手伝え」なんて野次っている。ほんとはね、課長であろうと若手であろうと手が空いている人がやればいいことなんだけどね。
役場を出て肉屋さんに寄ると、ウクライナの戦争の影響で安い干し草が入らず、肉が上がっている、商売やりにくいよ、と、ぼやかれた。肉ばっかじゃないよ、物価は軒並み上がっているよ、でも生活するためには、買わざるを得ないから、消費者としては無駄しないようにしなければ。しかし今更ながらだけど商売も大変だねぇ。
郵便局へ行き2ケ所に送金し、一つはpapasanの入院中の借りたものの請求がいまごろ来たので、おむつ代がかなり。おむつは市販より高いので持って行ったのだが、それが薄いからと連絡があって、使うことにしたのだが、結構な数で、金額もかさんでいる。コロナのせいで病室に行けないから利用せざるを得ないかった。
郵便局ではpapasanの保険の請求ができるかどうか聞いた。書類がそろえば可能だと、教えてくれた、う~ん、市立病院まで、行きたくないなぁ。9時に家を出て帰ったのは11時半。よくぞ、歩き回ったって感じ。さすがに疲れた。