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議会傍聴1

2022-09-01 21:04:01 | 日記
今日から9月定例議会。9月は決算議会だ。

公務員に関する質問を、元公務員のpapasanを呼んで聞いていた。この意見はいい、これはダメ、私が野次るのをpapasanもおかしそうに笑いながらうなづいていた。うん、彼ら何にも分かっていないね。役人の数が少ないから人手不足で、機能が回っていない。残業も多いと質問していたが、私が見ている限り、人手不足より、働き方の悪さだと思うよ。縦割りの弊害もある。確かに残業は多い。裏窓から見ていると、あれは総務なのかな、10時近くまで毎晩明かりがついている。役人の仕事って、どうでもいいような、しかししなければならない事務処理が多い。たとえば、町民に送られてくるお知らせ的なことも含めて、事務通達。

人事案件が続いた。一番盛り上がったのは、副町長の選任について。松村某さんという人が提案された。村田君と加藤君が、その人物が行政経験がないから、副町長にはいかがなものかとと疑問を呈した。町長は行政経験はないが、地方自治には詳しいし、各地方団体のコンサル的指導もしている人物だし、真鶴町に新しい風を吹き込んでもらいたいから選んだと説明した。

そう、現状、旧態依然とした真鶴町には新しい風が必要だ。副町長がその元締めになって、職員のやる気をひき出してくれればいい、とは思ったが、結局、副町長提案は、賛成少数で否決されてしまった。
町民に対する改革より、町長に対する、足を引っ張る、意地悪もあるんだろうけどね。

私は松村さんがどういう人物か知らないから、議会の賛否には関与しないが、町民としては、松村さんがどういう人か知りたかった。面白そうだな、と興味を持った。村田さんと加藤さんと高橋さんがやたらとしゃべっていたが、ちょっとずれていた。特に村田さん、職員は人手不足なのに、即戦力になる職員が欲しいときに副町長は要らない、と。村田君、行政が分かっていないね。
組織は、個人がコツコツ真面目に働いていれば、伸びるかと言えばそうじゃない。総括して、やる気を引き出す長が必要なんだよ。簡単な例をあげれば高校野球、才能ある選手がいれば勝てるわけじゃない。選手の才能をいかに引き出すか、打たせるかバンドさせるか、采配は監督にある。それとおんなじだよ。職員だって、パーフェクトじゃない、事務に強い人、立案ができる人、コミュニケーションの得意な人、人をまとめられる人、いろんな才能がある。それを認めて、まとめて使っていくリーダーは必要。

議員たちがその芽を摘んでるんだよ。どっちかと言えば議員たちの方が旧態依然としているようだ。「公僕」を育てる邪魔をしている。あんたたちこそ広い視野が必要だ。

窓口の対応が悪いというが、私は役場で、これはどこできいたらいいの、と声を出すと、誰かしらが対応してくれる。大体新しい課の名前は舌を嚙みそうだし、覚える気もないから、すぐ聞いちゃうことにしている。

私の持論は町民も町政に参加したほうがいいということだ、だから、町民の方から声をかけるのも必要だよ。確かに職員はサービス業だからもっと愛想よくてもいいとは思うけど。

教育長の選任、などいくつが続いた。もちろん教育長は全員賛成。papasanにこの教育長に反対したら怒鳴り込むよ、というと笑っていた。教育長の再任の挨拶、この町のこども達をこう育てたいという希望、お互いのふれあい、それを通して信頼しあい、この町に生まれ育っって誇りをもってこの町を愛する子ど育ってほしい、根本は「信頼だ」と。今の真鶴町にかけているもの、それこそがこの「信頼」だ。こんな小さな町だからこそ、できるはずなんだが。

以下の人事は全員賛成。papasanが、全員賛成だね、というから、地元民を選んでいるからね、反対したら議員は選挙に響くだろ、と冗談をいうと、素直に納得していた。

私は予算より決算が好きなんだ。ほんとは決算書がほしいんだけどね。傍聴に行けば、決算書貸してくれると思うけど、傍聴に出かけるのはしんどい。
コメント
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