ドジは毎度のことながら、今日は痛いドジ。
洗濯物を干して、思い出したように前の教室に行き、冷凍庫に入れさせてもらっている冷凍鶏もも肉を取り出した。2㎏入り。いつものように袋の端をつかんで外に出た。そこでなんとしたことが手から冷凍肉が滑り落ちて、私の右足の親指を直撃した。痛~い、思わず悲鳴を上げた。革靴と厚い靴下をはいていたのが少しは良かったかもしれないけど、しばらく動けなかった。肉を拾い、冷たいけど、ブラウスで抱えるようにして、びっこをひきひきどうやら家に戻った。靴下を脱いでみた。右親指は、腫れてはいるが、傷はなさそうだ、おそらくうっ血して、紫色に変色するだろうなぁ。ロキソプロフェンのテープを切ってはり、靴下をはこうとしたら痛くてはけない。私の靴下は5本指オンリー。それが災いして、履けないのだ。しかたがないのでpapasanの靴下を片方借りてきて、足を突っ込んだ。靴下は保護も兼ねている。
それでも食事の支度はした、今日はパンとバスクを焼く予定だったがやめて、食事の支度だけはしたが、午後はひたすらおとなしく座っていた。息子がバジルを摘んできてくれたので、夕方バジルソースを作った。松の実が少なくなっている。チーズはいつもはゴーダだったが、今はないのでよつ葉のシュレッダーチーズを使った。バジルのいい香りが台所中に広がっている。女の人が元気でいられるのは、この料理の負うところが大だという。そう、これをしたら次はこれといった具合に、段取りを決め無駄なく時間を使っている、からだそうだ。バジルソース、パスタや料理は勿論だが、意外とクレープに塗っても美味しい。明日はお昼はクレープにしよう。
親指に貼ってあったテープを外すと、案の定指全体、表面だけでなく裏側まで紫色になっている。2㎏の冷凍肉は凶器だな。ミステリーで氷を使った犯罪を見ているがまさにそれ。タヌキの肉なんだけど。