4月7日 満開。下の方はもう散り始めている。コンパクトデジカメで。
山も点々とサクラを彩りにおいて、緑が目立つようになってきた。山笑う季節。
朝、台所の窓を空けると、わっと押し寄せるヒヨドリの姿が見えなかった。居残り組みの数羽はいたが、山に移動したのだろう。数日前からシロハラの姿も見えなくなった。個々に暮らしていたものが渡りに備えてどこに集結するんだろう。翼があれば、カポのねぐらもそうだが、ついていきたいものである。当然、ウグイスもメジロも山に帰ってしまった。でもまだアオジはいる。そのうち、子連れのメジロやシジュウカラがやってくるだろう。カポも子どもをつれてくるだろう。
そのカポが数日前、姿を見せた。「よく来た」と大歓迎したが、ハシボソが集団で追い払っている。「だからハシボソは可愛くないんだ」と言いながら、おどおどしているカポに肉を与えている。
留鳥のイソヒヨドリは、地鳴きからさえずりに変って、いい声で歌うようになった。枝に来て、餌をねだるときにこのいい声を響かせる。だからすぐ気がついて、シフォンを投げてやる。♂♀番でやってくる。
今日はコゲラがやってきた。
ネーブルを多量に買い込んで、ジュースを絞ったり、煮たりして冷凍保存している。去年はジューサーが壊れて、苦労したので、今年はジューサーを新調した。またすぐ壊れるかもしれないと、安いジューサーを買ってきた。それは私が望んでいるようなジュースは取れない。仕方がないので、ご丁寧にそれを2度漉ししている。400ccを1パックにしているのだが、400ccとるにはネーブルを結構絞らなければならない。とはいえ、まだまだ仕事は残っている。ネーブルがすんだら、レモンも絞らなくっちゃ。もちろんよくよく表皮は洗っているよ。
暖かくなったので、少しずつ片づけをはじめた。床下収納庫の中身を出して掃除をし、取り寄せている調味料を全部ここに移した。場所をとっていた大きな甕を出した。この甕は手前味噌用にいくつも買いこんであったひとつである。梅を漬けるにもいい。若くて手作りをするような人いないかな、あげるけど。大きな梅酒のビンには梅酒があけられずに入っていた。私のことだから、ちゃんと日付や分量は明記してある。1997年、1999年もの。味見をすると美味しい。1ビンは少し酒ビンに移して冷蔵庫に入れた。1ビンは娘に送った。梅干も出てきた。この梅干は梅がよくなくて美味しくなかった。で、そのままになっていたのだ。梅干には手間も塩もかかる。しかし、思い切って捨てた。
何年分の埃だ、ゴミだと言いながら、少しずつ片付けているが、まだまだ。広い家は嫌だねぇ。やたらと物が置けるので、どこにでもおくからゴミの山なんだ。おかげで手はがさがさ。腰に来るので長時間は働けない。情けないね。Papasanに明日死ぬと思って整理しなさい」と言ったら、「それはまだ早すぎる」と。「その位の気持ちでやらないと片付かないよ」とは言ったものの。こりゃ~当分ダメだ。