昨日、ロビンソン出かけたついでに、本屋に寄った。コミックの「神の雫23」が出ている筈と探したのである。出ていた。それと岩波新書「ジャガイモのきた道」を買ってきた。
「神の雫は」さっさと読み終えた。おもむろに「ジャガイモのきた道 文明・飢饉・戦争」 (山本紀夫著)をひもといた。初めの写真はアンデスのジャガイモ畑、次のページはダブリンの彫刻FAMINEの写真だ。この彫像は、ダブリンをふらついていて、お引き合わせのように出会った、心打たれた作品である。もちろん、なぜ飢饉が起こったのか、その背景も承知している。
ジャガイモの歴史はかなり知っている方ではある。この著者はとみると、農学博士で、アンデスの植生が専門らしい。著書を見ると、食指が動きそうな作品が並んでいる。ほほう、これは先がたのしみだ。