1月9日
自分の具合が悪いので、クモの見回りはサボっている。家の中のジョロウグモ、No.2はピアノの部屋の裏側の天井まで移動していたが、今日見るとまた真ん中、本箱の端の天井にくっついている。で、写真を撮った。細いシルエットだ。写真を取り込んで、またクモを見ると、あら、網を張っている。それならと、以前生きているゴキブリをつけて落としてしまったままになっているゴキちゃんを見つけて、網に何とかつけてやった。糸も弱っているらしく、つきは悪い。ゴキが重いせいもある。
窓の外のNo.3のジョロウグモはまだ健在。寒い中を頑張っている。
1月14日
朝は光がもれていた。光がさすと暖かいのだが。クモは相変わらず。外のNo.3にゴキブリをつけてやった。食べるかな??部屋の中にはゴキブリが2匹、別々のところにぶら下がっている。こちらは頑として食べない。
1月16日
今朝見ると、No.2,No.3ともジョロウグモの姿がない。昨日の朝、出掛け前にNo.3の網にゴキをつけたのをPapasanに見せて、「寿命が尽きるのが分かっているみたいだよ。餌に手を出さないから」なんて教えていた。クモはまるで今にもゴキに襲い掛かりそうなくらいの近さに相対していた。見ると、ゴキだけが網にぶら下がっている。急いでNo.2の網も見たが、ここも残っているはぶら下がっているゴキのすがただけ。むなしくゴキだけを留めて・・・、だね。
両方ともクモの市街でも落ちていないかと、下を探したが見つけられなかった。
1月22日
朝、外を見ると山は白くなっている。夕べの雨は山丹雪を降らしたんだ。
買出しに行ってくれたPapasanが荷物を運んでとインターフォンを鳴らした。そこで出て行く。ここまでだって、なんか久しぶりの感じ。荷物を囲んでいるとき。石段の下の椿にかかっているジョロウグモの網に気がついた。クモがいる。でも網に絡まったまま死んでいた。昨日の夜の雨が冷たかったからからかも。寿命だしね、そういいながら下を見ると、木の下にジョロウグモの姿が見える。頭が下。うん、これも死んでいるのかな、とホウキの先でつついてみると、逃げた。生きているんだ。よく見ると、手許の方にもジョロウグモがいる。これも生きている。お~、頑張ってるね。「家に連れて行ってやったら」とPapasan。「いや、やめとくよ、自然に任せよう。」と私。
1月24日
今日見に行くと、ジョロウグモはまだ元気。もう1匹生きているのを見つけた。3匹確認していることになる。
夕べ、障子にクモがいるのを見つけた。さっそくモデルに。野鳥を撮るためにISOを800にしてあったのを忘れて、ストロボをつけて撮ってしまった。しまった!ハイだけど、何とか様子はわかる。いつもの黒いクモだ。でもだれだかわからない。
1月31日
暖かな日だった。テレビでは3月中旬の気候だと言っていた。今日で1月も終わる。外の3匹のジョロウグモも健在。触ってみると逃げるから生きているのは確実。暖冬とはいえ、我が家では記録かな。
2月2日
今日も暖か。朝、ジョロウグモの見回りに行った。家に近い方から順にA、B、Cとのつけた。AとCは道に面している。Bはやや離れた木の下にいる。だからAとCは直接手で触ることが出来る。Bはホウキの先でないと届かない。
朝の段階ではAとBはさわると動いた。生きていると確認。Cはお尻を触ってもぴくりともしない。とうとう死んでしまったんだ。
午後買い物に出かけるとき、Cの足が動いているように見えた。風にゆれてているのだろうか。そこでCにさわってみた。逃げた。あ~、生きていたんだ。よかったねぇ。
2月4日。立春。
昨夜、おそろしい位に風が吹き荒れた。クモの網がふきとばされやしないかと心配した。
今朝、行ってみると網もクモも無事。Cの網がすこし縦長になった。横の糸が切れたのだろう。
2月5日
快晴がつづいている。日中は暖かだが、夜はやはり冷える。朝、見に行くと3匹とも健在。
シイタケがにょきにょき頭を出している。ここんところ雨が降っていないからねぇ。
2月8日
通路から離れている木の下に網を張っていたBの姿が見えなくなった。網の真ん中には黄色い芽の摘んだ網が残されている。夜冷えたから、死んでしまったのかな。それにしても死んで落ちてしまうのもいるし、網に残っているのもある。
2月11日
快晴。AとCは健在。Aは体長を測ろうとしたら、さっさと木の幹の方まで逃げた。体長は約20mm。
Cは体長25mm。お尻もAより、ずっと大きい。さわっても足を動かすだけ。こっちの方が弱っている、とは思うのだが、元気だったB[が先に逝ってしまったのだから、どうなるかはわからない。それにしても家の中で過保護にしていたジョロウグモのオバサンの生存記録が2月7日だから、この2匹はそれを上回ったことになる。がんばれよ。蚊柱が見える。クモの網にかかってくれるといいんだが。思うようにはいかないねぇ。
洗濯物の中から勢いよく飛び出したチビクモ発見。逸男机の上においてあるクモ用のプラスチックに入ってもらいモデルに。写真にして見ると、このチビ、アシダカの子どもみたいだ。
2月13日
AもCも大丈夫、元気。
カーテンにこんな蛾が止まっていた。クモに持って行ってやりたいところだが、我慢している。
2月14日
目を覚ますと、雨が降っている。小ぬか雨のような静かな降り。地面にとってはいいお湿り。しっとりと水分を含んでいる。
昼近く雨が上がったので、AとCを見に行った。Aがいない。Cはいつものように網の真ん中にいる。Cはさわると、手足をゆっくりと動かす。元気さからいったら、Aの方が元気で、逃げ足も早かった。網も大きな木の下につくってあるから、それほど濡れないとは思うのだが。葉っぱの陰にでもいるのだろうかと周りを探したが見つからない。天気になったら、また見てみよう。それにしてもバレンタインだよ。
午後からはまた雨が降り始めた。
2月15日
昨日は雨とあいまって、強風が吹き荒れた。冬が来ないうちに春一番が吹いたとテレビでは報じていた。雨と強風で、Cが心配。そこで早々に見に行った。Cの姿は消えている。やっぱり。弱っていたからな。Bの網にも枯葉がくっついている。主のいない網は掃除をし手くれないからゴミが付くんだね。帰りにAの場所を見たら、なんとAが戻ってきている。やっぱり一時避難だったんだ。一番元気がよかったんだものね。よかった、よかった。
2月18日
昨日今日と雨が降っている。気温も低い。Aを見に行くと、網の真ん中にいる。頑張れよ!
2月19日
晴れたが気温は低い。Aはじっとしている。さわろうとすると逃げる。まだ大丈夫だ。
2月23日
昨日までは暖かかったが、今日は寒い。トタンにくしゃん、くしゃんだ。Aを見に行った。いつのものように網の真ん中にいる。いつものようにさわってみた。元気よく逃げる。予報はさらに冷えるという、がんばれ、がんばれ!
2月25日
夕べ風が吹き荒れていたので、クモが心配だった。で、見に行くと、網にクモの姿がない。夕べの寒さと風でとうとうやられてしまったのかと、がっかりしながらそれでも周りを探してみた。いたいた、ヤツデの葉の陰にしがみついていた。さわると足を動かす。よかったよ。
しかし、風は刺すようにつめたい。クモを部屋に連れてきたい誘惑と戦っている。
2月26日
晴れたが、相変わらず冷たい風が吹き荒れている。外に出ると、冷たい風がヒヤっとぶつかってくる。Aは?と昨日itaヤツデの陰を探すといない。あれ、とうとう、と言いながら、網を見ると真ん中にちゃんと戻っていた。網にいるのはいいけれど、冷たい風があたるだろうに。自力で戻れたんだから、まだ元気なんだね。
2月27日
晴。日差しも暖か、気温も上がっている。
Aを見に行くと、昨日葉網の真ん中にいたのに、姿がない。夕べも冷えたし、風もあったから、また緊急避難かもしれないと、周りの葉っぱをひっくり返して捜すが今のところ見つからない。2,3度時間を置いて見に行ったが網はもぬけの殻。風で網が引きちぎられた様子もないし、さてはとうとうかな。
夕べ、クモを案じて、後2日がんばれ、3月の声が聞けるよ、なんて言っていたのだが。
桜桃は咲き始めてしまったし、白木蓮も天辺の蕾が白くなっている。この調子なら明日か明後日には咲き始めるだろう。半月は早い。
3月20日
天井から小さなクモが下りて来た。カメラを出すと、久しくクモを撮っていないのでマクロが付いていない。急いでレンズをマクロに替えて、徒労と思ったら被写体の姿がない。見るとクモはレンズの中にくっついている、接写しすぎてレンズについてしまったらしい。そっと筆でほんの上に下りてもらった。本の表紙が赤いので、バックは悪いがそれでもは取れたのがこれ。こ のトラトラジマ見覚えがある。ユカタヤマシログモのチビみたいだけど。
3月28日