一番気を付けてることは転ばないことだ。転ばなければ、のそのそでも日常生活に不便はない。
それが滑って転んでしまったのだ。台所のストーブをつけようとして。さぁそれからが大変。起きあがれない。試行錯誤したがダメそうなので、居間まで来て、連絡したが誰にもつながらないので、娘にテレビ電話で報告した。
居間からベッドまで、いざりながら、はいずって行った。papasanのために我が家は至れり尽くせり、どこにも手すりがついている。しかもベッドわきには丈夫なカネの手すりもある。掃除もしていないので抵抗はあったが、お尻ずりしてベッドわきまで行った。
確かにベッドの手すりは頑丈で役に立つ。手すりにつかまってお尻をあげたが、そこからがうまくいかない。でも何とかベッドに滑り込んだ。ここまでできたらあとは通常。
お風呂に入るつもりだったが。やめてベッドに座ったままテレビを見ている。
役場に介護保険の利用方法として、こういう緊急時どうしたらいいか聞いてみた。「申請してください」「申請してあるよ。緊急時の介護を頼む方法を聞いてるんだけどね」結局役場は立たないことが分かった。自分でルートをつくっておかなければダメということだ。デモ作れない人もどうしたらいいんだろう。と余計な心配をした。