定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

京都と吉野の桜28) 高台寺

2016-04-21 06:19:15 | 旅行

  
  清水寺から坂道を下り、「ねねの道」を通って「高台寺」に出ました。

  

   

     

       

        

   「高台寺」は秀吉の死後、北の政所(ねね)が、1606年開創したお寺です。こっそり写した桜の襖絵が美しく、白砂の庭としだれ桜が良くマッチしていました。

   

     

   田舎風な茶室は「遺芳庵」と呼ばれている有名な茶室だとか・・・

  

       

  帰りを急いでいると、ちょうど「舞妓さん」が人力車に乗るところに出会いました。京都の景色の中に溶け込んでいる感じでした。

  4月6日、長い「京都と吉野の桜の旅」を終えて、伊丹空港から新千歳空港まで戻ってきました。2台のカメラで写した膨大な写真と、行った先々の記憶とを思い起こしながらまとめましたので、間違っている個所があるかもしれません。どこにおいても素敵なお花見をすることができました。

  Iさんご夫妻には大変お世話になりました。

    

   千歳からニセコに向かって車を走らせている途中、大きな太陽が地平線に沈みかけていました。北海道へ戻ると何故かホッとします。

 

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京都と吉野の桜27) 清水寺

2016-04-21 06:18:00 | 旅行

 4月6日、長い間お世話になった醍醐寺の宿をあとにして、京都駅に向かいました。飛行機の出発までに時間があるので、ロッカーに荷物を預けて、カメラを持って最後に清水寺に行くことにしました。

   

 

         

  長い石畳の清水坂を上ると、真っ赤な仁王門や三重塔が目に入ります。

  

        

          

                   

   しかし、何といっても有名なのは本堂の清水の舞台。断崖絶壁に張り出し、139本のけやきの柱で支えられていました。上から見ると、道路を歩く人たちの姿が小さく見えていました。

     

       

   三つの筧から流れ落ちる「音羽の滝」は祈願成就のご利益があるとか・・・縁結びの神様も繁盛していました。

  

     

      *松風や 音羽の滝の清水を むすぶ心は すずしかるらん*

      

  音羽山に広がる境内はとても広くて、桜も綺麗でした。坂道の通り道には京都のお土産物屋が並び、美しい扇子が目に止まりました。

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コハクチョウの飛来1)

2016-04-20 06:25:07 | ニセコ周辺

  桜シリーズもまだ終わりそうにありませんので、ここで倶知安町の話題を・・・・・・・

  毎年この時期はコハクチョウがシベリアまで帰る途中に、蘭越町や倶知安町の水田に立ち寄ってくれます。

  

       

 4月10日に車で出かけたついでに、倶知安町の水田を覗いてみると、4,50羽のコハクチョウが独特の鳴き声をしながら、餌を啄んでいました。

   

  

    

      

        

  その中の2羽の白鳥の動きを見つめていると、あぜ道を下りて、仲好く泳いでいました。

   

     

  なかなか飛び立っていきませんでしたが、そのうちに羽ばたきを初めて気持ちよく飛んで行きました。

   

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京都と吉野の桜26) 吉野から奈良公園へ

2016-04-20 06:20:05 | 旅行

  

     

   翌日の4月5日は、中千本から遊歩道を下りながら、後醍醐天皇の勅願寺「如意輪寺」まで1時間ほど歩きましたが、桜の花の群が様々に変化して飽きることがありません。

     

         

    如意輪寺からバスで吉野駅まで下りて駅前でお土産を買い、桜色の近鉄特急列車に乗って、奈良公園まで行ってみることにしました。

     

        

          

              

     

    奈良公園は高校の修学旅行以来で、夫は初めて訪れます。公園の桜の周囲にはたくさんの鹿が居て、多くの外国人たちが鹿せんべいを求めて、鹿と戯れていました。

    興福寺は710年藤原鎌足の時代に創建され、何回か焼失、再建されたようです。木造の五重塔は501mもあり、時代の流れを感じさせ貫禄がありました。

  折角だからと、国宝館にはいると、たくさんの木造の仏像などの重要文化財が置かれていましたが、中でも一番印象に残ったのは「阿修羅像」でした。右、正面、左からのそれぞれの御顔が異なり、それぞれに意味を含めた優しい顔立ちでした。

  この日はそのまま京都の醍醐寺に戻りました。

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京都と吉野の桜25) 竹林院

2016-04-20 06:16:55 | 旅行

 中千本の宿の近くに、「竹林院」という庭園が美しいところがありました。

   

      

        

           

              

   竹林院は大和三庭園のひとつ、「群芳園」がある寺で、約1000㎡(320坪)の広さで、池泉回遊式の庭でした。豊臣秀吉が1594年、吉野山観桜のとき、千利休が作庭したと言われています。

   何も知識を持たないまま庭に入りましたが、目の前のしだれ桜、真っ赤なツバキ、手入れされた池など、本当にその美しさに目を見張るほどでした。

   

     

       

         

             

                     

           

   白モクレンの花も清らかに咲き、最後の黄色い花は目が覚めるようでした。何の花でしょうか?

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京都と吉野の桜24) 吉野中千本

2016-04-19 08:48:07 | 旅行

 4月4日は兼ねてから行ってみたかった奈良の吉野へ出かけました。この時期、旅館の予約はとても取れないだろうと思っていたのですが、I夫妻のご配慮で、キャンセル待ちをやっと取れたのです。

   

      

        

            

               

    醍醐寺から吉野までは特急などを乗り継いで3時間近くで到着。駅からバスに乗って中千本の由緒ある宿「芳雲館」に着きました。創業250年を迎え、景勝の宿として有名です。お部屋はここで一番良い部屋の様で、10畳の部屋2つと応接室、洗面所などがあり、二人だけではもったいないほど広い部屋でした。

   ここから眼下に見られる桜がまた素晴らしく、中千本のこのあたりは満開でした。

   

      

         

             

   午後になって雲が湧いてくると、景色も更に神秘的になりました。

  

     

       

          

    時間があるので、中千本から上千本までバスに乗って上まで上りました。さすがに奥千本の方は硬いつぼみでしたが、バスを下りて1時間ほど中千本まで歩きながら、下千本まで連なる桜の撮影をしました。 その数、およそ三万本と言われています。   

         

   夕食に出た「鹿のお刺身は」癖が無く美味でした(#^.^#)。最後の写真はライトアップされた宿のしだれ桜です。

 

  

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京都と吉野の桜23) ふたたび醍醐寺を訪ねて

2016-04-19 08:46:03 | 旅行

 上醍醐降りて昼食を取り、午後は再び醍醐寺を訪れました。2日目に最初に行ったのは三宝院だけでしたので、この日はまず「霊宝館」へ。平安時代の薬師三尊像や千手観音立像は木製と思われないほど大きくて精巧で、国宝など7万点を含め、たくさんの彫刻、絵画などが収められていました。

   

      

         

          

            

  ここから眺めるしだれ桜や八重桜も春爛漫の景色でした。

   

     

      

       

          

            

   金堂から更に奥の方へ進むと、五重塔がありました。共に国宝で、五重塔は醍醐天皇の菩提を弔うため、造られたとか・・・三宝院の前景の桜もうっとりとするほどでした。秀吉は晩年、このような桜の花を愛でながら、宴を愉しんだのでしょうか?

   

       

  緑が続く参道と、山門の外から眺めた桜です。十分に満喫しました。

  

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京都~吉野の桜22) 上醍醐寺

2016-04-18 06:41:59 | 旅行

  4月3日、折角醍醐寺の近くに居るので、この日は醍醐寺をじっくりと見て回ることにしました。

    

             

   醍醐寺の境内に入ると、桜の花は一層満開になって、白い桜も目に涼しく感じました。

   

      

         

                  

   朝から曇り日になっていましたが、上醍醐寺まで山道を登ってみることにしました。境内を通り抜けて女人堂から参道に入りました。上醍醐の本堂は落雷により焼失して、再建されており、以前は女人禁制になっていたとのこと。しかし、ここでしっかりと入山料を払わされてしまいました。

  入り口に手水場があり、五体の仏像が安置されていました。とても穏やかなお顔をしています。

    

            

  I夫妻から「上醍醐へはかなり時間がかかり、大変ですよ。」と言われてはいましたが、竹の杖を借りて、ゆっくりと歩き出しました。夫は慣れない靴で昨日まで歩きすぎたためか、靴ずれで右足を痛めていました。

  西国三十三か所霊場最大の難所の一つと言われているだけに、石の階段や、丸太の階段などが延々と続き、上醍醐寺の境内の入口まで1時間かかってしまいました。さらにここから下って急坂を上ると15分ほどで山頂へ。薬師寺や開山堂、如意輪堂など、散在して古い建物が建てられていました。

  山頂からの眺めを期待していましたが、曇っていたので残念ながら何も見えませんでした・・・

          

             

    下る途中、ひっそりと咲いていた桜が綺麗でした。

 

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京都と吉野の桜21) 山科疏水路

2016-04-18 06:37:36 | 旅行

 醍醐寺に戻る途中、最後に連れて来ていただいた所が、隠れた桜の名所「山科疏水路」です。

   

      

          

                  

          

            

   琵琶湖疏水は琵琶湖から山科を経由し京都まで設置された水路で、山科の部分は山科疏水と言われています。川沿いは3キロメートル以上に及び、水路の両岸は桜の並木道が続いています。

  何よりもいいのは観光地化されていなくて、まさに桜名所の穴場ともいえ、散策する人たちを数人見かけただけでした。水と自然の豊かさを感じます。

      

   この日の桜名所を訪れる旅は、夕方終了しました。有名な桜の名所をアチコチ連れて行っていただきありがとうございました。

   夕食はお弁当でした。朝早くから手作りの京風お惣菜を使って持ってきていただいたもので、とても美味でした。湯葉や生麩などが薄味で調味されていました。

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京都と吉野の桜20) 円山公園と知恩院

2016-04-17 06:52:36 | 旅行

 この日あちこち案内していただいたI夫妻が、是非、お連れしたいとおっしゃっていたのが「円山公園」です。

   

  公園に入ると、満開の桜の下にシートが敷かれて、あちこちでお花見の宴会が開かれていました。実は、I夫妻はここで初めて出会って、結婚することになったとか・・・おのろけ話を聞かされました。

  

    

      

        

  八坂神社の東にある京都で最も古い公園で、有名な桜が「一重彼岸しだれ桜」で、ライトアップされて「祇園の夜桜」として、親しまれているそうです。

  

       

           

              

   浄土宗総本山の「知恩院」は高さ24mの壮大な三門が迎えてくれました。日本三大梵鐘で知られる大鐘桜の鐘は、除夜の鐘として知られています。

   

       

   バックの建物が黒いので、桜の花がとても美しく映えていました。

  *熊本県周辺の相次ぐ大地震に、被害が広がり相当な人々が避難を虐げられています。私の実家の長崎県の方も震度4の大揺れがあり、また、福岡市の義姉も怖かった・・・・と震えていらっしゃいました。早く静まって欲しいものです。

  

   

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