現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

東京の老人街

2009-04-01 07:12:50 | 社会問題
私の実家は、東京目黒区。山の手の閑静な住宅地。
近くにアメリカンスクールがあったため、戦争さなか、
この付近はB29の爆撃を受けなかった。アメリカ軍の
情報収集力と爆撃目標の正確さには驚く。

そのため、戦前からの家がそのまま残っていた。
それが、実家に帰るたびに古い建物がなくなり、新しく
建て替えられ、町の様相が一変している。100坪くらい
の敷地だったのが、2軒、3軒、4軒と細分化され、
小さな家がひしめき合う町となった。

それでもまだ、戦前からの建物が残っていたりする。
60年以上変わらず、住み続けている人はどんな人だろう。
日進月歩、変様を遂げてきた東京の中で、その喧騒を
よそにひつそりと生きている人たちもいる。私の母も
そうだ。

渋谷や原宿のように若者がごった返す町とは対照的に、
東京の中でも、こうした老人ばかりの区域も多くなって
いる。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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