現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

両陛下金婚式

2009-04-10 20:52:01 | 社会問題
両陛下、結婚から50年=「夢のよう」、互いに「感謝状」(時事通信) - goo ニュース

皇太子と美智子妃の御成婚は、昭和34年。私は11歳。
小学5年生だった。「軽井沢のテニスコートで結ばれた恋」
は、子供心にも衝撃的だった。その頃はまだ、結婚といえば
お見合いで決めるもので、恋愛結婚はタブーだった。その
タブーを、最も伝統と格式を重んじる皇太子が破ったのだ。
今では考えられない一大事だった。

皇太子夫妻に触発されて、私の従兄弟も恋愛結婚だが、親は
猛反対。苦難の門出だった。その先例があって、私は無事
恋愛結婚を押し切ることができた。今ではもう、恋愛結婚が
当たり前で、立て仲人さえ立てないのが8割とか。

さてさて、恋愛結婚した私も、25年の銀婚式を前にあえなく
破局。熟年離婚、定年離婚の走りだった。今や結婚して、
そりが合わなくなったらカンタンに離婚する時代となった。
50年は半世紀。当時の映像を見ても隔世の感あり。

50年寄り添うということは、正に『努力賞』なり、表彰に
値する。金婚式の次は、60年でダイヤモンド婚。75年は
プラチナ婚だとか。夫婦共に存命していることは奇跡だ。


私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

日記@BlogRanking






霊柩車も敬遠

2009-04-10 19:49:51 | 社会問題
姿消す宮型霊柩車 火葬場周辺住民反発 「派手葬」敬遠で衰退(産経新聞) - goo ニュース
宮崎や福井、栃木など全国24都府県、150ヶ所の火葬場で、
金ピカの宮型霊柩車は乗り入れ禁止とか。周辺住民の
反対だと。異なことである。

「冠婚葬祭は派手」と云われる名古屋では、霊柩車は
金ピカの宮飾りだ。霊柩車を先頭に、親族を乗せた黒塗り
の車やマイクロバスが連なって走る光景をよく目にする。
葬儀を忌み嫌わないようにとの配慮からか、「霊柩車を
見ると良いことがある」とされ、葬儀の車列を温かく
見送る習慣がある。いいことだ。

父の葬儀は、東京の桐ヶ谷葬儀場で行なった。葬儀場と
火葬場が一体となっている。1階で葬儀を済ませて、一応、
霊柩車に棺を乗せる。そして車はスロープを回って上の階にあ
る火葬場に向かう。親族は、階段で上へ上がる。ものの2分。
形だけの霊柩車での移送だ。せめて最後の旅立ちくらいは
豪華にという斎場の心配りだ。

日本消費者協会の「葬儀についてのアンケート」(H19年、
1125人対象)によると、自身の葬儀について「人生の最後に
ふさわしく、立派に」と望んでいるのは、わずか2・3%。
「費用をかけず」(64.1%)、「家族だけで」(44.0%)。
派手な葬儀が敬遠されている傾向にあると。

東京ではもう、葬儀をしないで、病院から火葬場へ直行と
いう「直葬」が4割とか。私もそれでいい。


私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

日記@BlogRanking




ニューヨーク、モスクワ

2009-04-10 09:25:12 | 虚無僧日記
11年前、アメリカ東部へ行った。日本から12時間。
ニューヨーク、ワシントン間は 300km程だと聞いて
いたが、高速道路を140kmくらいで飛ばすから
2時間ちょっと。随分近いと思った。

先日ロシアから来たサーシャも、「東京-名古屋 300km
なのに、ノンストップ、エクスプレス(超特急) バスが
なんで6時間もかかるの? ロシアなら2時間よォ」と。

ほんとに日本はせせこましい。 ニューヨークでは
テロで破壊される前のツインタワー(貿易センター)ビル
に上った。地上450m だったか、屋上に出ると、眼下に
飛行機が飛んでいた。とにかくスケールが違う。

自由の女神も、国会議事堂も、そしてモスクワも
なにもかもがビッグでびっくりであった。見聞を広める
ために海外に行ってくるのも悪くはない。人生観が
変わる。尺八のおかげで、外国人との付き合いも多いし、
随分見聞を広めてきた。一休の詩「尺八寸中、古今に
通ず」なのだ。


私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

日記@BlogRanking


ボルチモア

2009-04-10 08:52:48 | 虚無僧日記
MLB=オリオールズ上原がメジャー初勝利、松井を封じる(トムソンロイター) - goo ニュース

「オリオールズの上原浩治投手がヤンキース戦に先発し、
5回1失点でメジャー初勝利を飾った」とのニュース。
上原投手はプロ入り11年で、アメリカ大リーグのボルチモア・
オリオールズに入団。2年契約で9億円とか。

ボルチモアと聞いてなつかしい。11年前、私もボルチモアに
行った。まず、ニューヨーク郊外のケネディ空港に着いたが、
バス乗り場がわからない。やむなく、タクシーでマンハッタンへ。
タクシーの運ちゃんが、さかんに「ターネル、ターネル」と
わめく。「トンネルを通っていいか」と言っているのだと判って
「OK、OK」。
ようやく駅に着いて、ボルチモア行きの切符を買おうとしたが、
「ボルチモア」と言っても通じない。メモ書きを見せると、
「ボーモア?」「Yes. Yes」。

日本ではまだ封切られていないアメリカ版『ゴジラ』をやって
いたので、ホテルで「ゴジラの映画を観たいのだが、どこへ
行けば観れるか」と、下手な英語で話したが通じない。パンフ
レットを見せると「ゴジエラ?」。
コーヒーは「カヒィ」。コピーは「カピイ」。全く通じない
和製英語に愕然。

野球選手ばかりでなく、みな言葉が通じなくとも、よく海外に
行くものよと感心する。先日のロシアからのサーシャもそうだ。


私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

日記@BlogRanking