現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

4/ 26 金戒光明寺~京都御所

2009-04-26 22:35:32 | 虚無僧日記
竹内明彦氏は、私の中学時代からの友。長唄三味線や
鼓のプロであるが、ヤマハに勤めていたので、音楽
関係者に顔が広い。尺八の仕事を紹介してもらったり、
管楽器の専門誌「Pipers」に掲載してもらったりと、
最近世話になっている。4/25 の「大徳寺での音楽
法要」も彼が親しくしているツトム・ヤマシタ氏から
招待いただいたものだった。

せっかくの京都なので、彼がメンバーになっている
ホテルを紹介してもらい、会員価格3,500円で泊る
ことができた。(一般料金は15,000円~)

そして翌 4/26 は、金戒光明寺に行って来た。ここは
幕末、京都守護職を勤めた会津藩の本陣となった所で、
禁門(=蛤御門)の変で亡くなった会津藩士の墓地も
ある。我家の先祖の一人牧原宗仲も眠っているのだ。
墓参りを済ませ、「京都御所」に向かった。今、特別
拝観期間中とのこと。会津藩本陣の金戒光明寺から
京都御所まで歩いてみた。御所は思っていた以上に
広い。入口の宜秋門まで辿りつくのに40分。観光客の
行列に押されて御所内を一周するのに小一時間。その
広さには驚いた。先祖も、この道を往復したのかと
感慨にふける。


私のメールは goo3360_february@mail.goo.ne.jp

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4/25 京都大徳寺

2009-04-26 21:58:53 | 今後の予定
ヤマハの竹内氏に誘われ、京都大徳寺で
行なわれた「音楽法要」に行ってきた。

ツトム・ヤマシタが奏でるサヌカイトの響きに
合わせ、尺八:三好芫山、横笛:赤尾美千子、
そして大徳寺の僧侶たちの読経がからむ。

聴衆は、ツトム・ヤマシタ氏と大徳寺の檀家
関係者のみ。一般は入れない。得がたい体験
だった。

三好芫山氏は、ジョン海山ネプチューンの師
であり、私はネプチューンを介して、芫山会
に一度出たことがあり、また、京都明暗寺の
会でも一二度お会いしたことがあるくらいなの
だが、芫山氏は親しく私を迎えてくれた。

そして、そしてである。大徳寺の塔頭芳春院に
伝わる「一休遺愛の一節切」を特別に見せて
もらえたのである。手孔が3mmと小さく、竹に
割れが入っていて、楽器としての用はなさない。
しかし、「一休の尺八」に触れられたことは
大感激だった。

以前、芳春院に訊ねた時は、「どこにあるか
判らない、今それどころじやない」と断られた。
丁度、NHKで「お松と利家」が放映中で、
芳春院は前田利家の正室お松の菩提寺なので
観光客招致に躍起となっていたのだ。


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