4月に入って、企業が様々な取り組みを始めています。
その中でasahi.comに79社が子育て支援策定 企業の少子化対策で本社調査という記事がありました。
政府が「少子化対策は急務である」と言って久しい気がしますが、大企業ではやっと本腰を入れ始めたという感じでしょうか?
「お祝い金の支給」等様々な対策があるようですが、もっと考えて欲しいのは「働くお母さん」と「働くお父さん」のことです。
日本では、サラリーマンという職業が登場し始めた頃から「男は外、女は家」ということが、暗黙の了解のようになっていました。
まるで戦時中の「戦場に赴く夫、銃後の守りは妻」という考えが、そっくり引き継がれたような考え方が、当時の企業にとっても良かったのでしょう。
しかし、時代の変化は生活者の意識変化となって「少子化」という現象を生み出してきたように思います。
一部では、「女性の高学歴化や就業率の高さが少子化に拍車を掛けている」ように言われますが、見当違いのように思います。
実際、出産経験のある働く女性の多くは、第二子を望んでいる人が少なくありません。
それを、躊躇させているのは「効率・合理性の対極にある『育児』に対して、企業がネガティブ」だったからではないでしょうか?
企業はネガティブではないにしても、社内の雰囲気というモノが拒んでいた。ということは無いでしょうか?
そんな中、静岡新聞に子育て中も安心の出社事業所内託児施設が開所 ヤマハ発動機という記事が、ありました。
同様の業界では3社目ということのようですが、女性が多く働く職場では事業内託児所は以前からありました。
確かに喜ばしいことですが、まだまだこれからという感じです。
「効率や合理性」ということばかりに目を向けていると、見落としてしまうことがあるように思います。
「少子化」とは関係ありませんが、老親介護の場合、虐待者となってしまうのは子どもである息子が多いと聞きます。
動きの遅くなった老親に合わせた生活というのは、効率や合理性を優先していてはできません。
また、思い通りにならないこともしばしばあります。
ある意味、子育てと老親介護は似ているところがあるのかも知れません。
「女性だから得意」なのではないと思います。
「子育てという経験」の違いのような気がするのです。
日本の社会は、「少子化」と「高齢化」という大きな問題を抱えています。
今、一番大切なことは「男性も子育てや老親介護をしやすい環境」だと思うのです。
その中でasahi.comに79社が子育て支援策定 企業の少子化対策で本社調査という記事がありました。
政府が「少子化対策は急務である」と言って久しい気がしますが、大企業ではやっと本腰を入れ始めたという感じでしょうか?
「お祝い金の支給」等様々な対策があるようですが、もっと考えて欲しいのは「働くお母さん」と「働くお父さん」のことです。
日本では、サラリーマンという職業が登場し始めた頃から「男は外、女は家」ということが、暗黙の了解のようになっていました。
まるで戦時中の「戦場に赴く夫、銃後の守りは妻」という考えが、そっくり引き継がれたような考え方が、当時の企業にとっても良かったのでしょう。
しかし、時代の変化は生活者の意識変化となって「少子化」という現象を生み出してきたように思います。
一部では、「女性の高学歴化や就業率の高さが少子化に拍車を掛けている」ように言われますが、見当違いのように思います。
実際、出産経験のある働く女性の多くは、第二子を望んでいる人が少なくありません。
それを、躊躇させているのは「効率・合理性の対極にある『育児』に対して、企業がネガティブ」だったからではないでしょうか?
企業はネガティブではないにしても、社内の雰囲気というモノが拒んでいた。ということは無いでしょうか?
そんな中、静岡新聞に子育て中も安心の出社事業所内託児施設が開所 ヤマハ発動機という記事が、ありました。
同様の業界では3社目ということのようですが、女性が多く働く職場では事業内託児所は以前からありました。
確かに喜ばしいことですが、まだまだこれからという感じです。
「効率や合理性」ということばかりに目を向けていると、見落としてしまうことがあるように思います。
「少子化」とは関係ありませんが、老親介護の場合、虐待者となってしまうのは子どもである息子が多いと聞きます。
動きの遅くなった老親に合わせた生活というのは、効率や合理性を優先していてはできません。
また、思い通りにならないこともしばしばあります。
ある意味、子育てと老親介護は似ているところがあるのかも知れません。
「女性だから得意」なのではないと思います。
「子育てという経験」の違いのような気がするのです。
日本の社会は、「少子化」と「高齢化」という大きな問題を抱えています。
今、一番大切なことは「男性も子育てや老親介護をしやすい環境」だと思うのです。