進化か？それとも・・・浴衣風ワンピース

今日の日経新聞のWEBサイトに、トリンプ、浴衣に見えるワンピースという記事がUpされていた。
気になって、トリンプのHPにアクセスし、プレスリリースを見ると、サンドレスにカシュクール風はっぴを組み合わせたモノのようだ(参考記事は、allaboutより)。
そのはっぴの上から兵児帯のようなベルトを締める、というドレス。

毎年花火大会が盛んになる頃、街中には浴衣を着た若い女性が目立つようになる。
ただ残念ながら、着崩れてしまっている女性が少なくない。
理由は、きものを着慣れていないというコトもあるだろう。
というのも、普段はジーンズにＴシャツやレギンスにチュニックという、カジュアルなスタイルが一般的だ。
所作といっても、所作を気にするような服装ではない。
その延長で、浴衣を着るとどうしても着崩れるし、そもそも着付けを知らないのではないだろうか？
事実、先月末くらいから「浴衣」をテーマにした本が、書店の店頭に並びはじめる。
そのような本を参考に、一応着付けてはみるけれど・・・という気がする。
むしろ「(今年の)花火大会の勝負着」としての浴衣なので、気合は入っているとは思うのだが、現実はなかなか上手くいかないというトコロなのかも知れない。

そのような若い女性の問題解決となるのが、この「浴衣風ドレス」というコトになるのかも知れない。
浴衣のように見え、着崩れるという心配も無く、普段自分が着ている洋服と同じ感覚で着られ、丈も短いため、裾を気にすることなく歩ける。
そのような「今の女性にマッチした新タイプの浴衣であり、ドレス」というコトになるかもしれない。

古い市場を掘り起こし、新しい市場を作り出すかも知れない「浴衣風ワンピース」、チョッと気になるトコロだ。