日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

とても静かな「選挙週末」

2013-07-13 22:00:33 | 徒然

21日は、参議院選挙の投票日。
今週末は、その意味で「投票日前の週末」と言うコトになる。
ところが、とても静かなのだ。
駅前に選挙カーを止め、演説をする候補者の姿も見ていない。
何より、選挙カーから「このたび、立候補いたしました○○です。どうか、皆様の清き一票を、○○にお願いします」という、連呼型も聞かない。
確かに、昨日までの体温以上の猛暑の中、あの連呼型の選挙カーが街中を走られると、イライラ度も急上昇するだろう。
その様な配慮があってのことか?と思っていたのだが、若干過ごしやすくなった今日になっても、選挙カーによる選挙活動を聞くコトが無かった。

今回の選挙は、ネットでの活動が認められて初めての選挙だ。
その為、各陣営はTwitterやFacebookを活用して、懸命なアピールをしているのかも知れない。
Facebookは登録しているのだが、私は立候補者とは「お友達」ではなく、Twitterはしていない。
立候補者のブログを見に行く気が無いので、立候補されている方がどのようなことを言っているのかも知らない。

本来であれば、選挙民である私が積極的に立候補者のTwitterやFacebook頁を見るべきなのかも知れないのだが、その様な気も起きない。
全体的な印象でいうなら「盛り上がりに欠ける選挙戦」という感じだろうか?

例えば、Twitterで立候補者同士が、互いにリツイートしながら議論を闘わせる、と言うのであれば、それはそれで面白いと思う。
そこに、20代~30代の選挙行動をなかなか起こさない層の選挙民が加わって・・・と言うのであれば、もっと面白いと思う。
しかしながら、その様なことも聞こえてこない。
と言うよりも、「ネット解禁」にはなったが、その様な使い方は認められているのだろうか?
「ネット解禁」にはなったが、どのように使うのか?と言うコトがまだまだ手探り状態、と言うコトなのだろう。

おそらく名古屋駅前とか栄と言った人が多く集まる場所では、それこそ党首クラスの人達が「よろしくお願いします」と、選挙カーの上にのぼり、いろいろなことを話しているのだと思う。
住宅地となると「今、選挙戦真っ最中でしたっけ?」と思う程、静かなのだ。

果たしてこの様な選挙活動が、実際の選挙にどのような影響を及ぼすのだろう?
そんなことを考える、静かな選挙戦週末だ。