日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

本当に「つぶやいている」だけだった

2013-07-17 12:23:12 | 徒然

今回の参議院選挙は「ネット選挙」だと、各所で言われている。
確かに、住宅地を走る選挙カーには一度も出会っていない。
立候補者の連呼も聞いてはいない。
本当に「静かな選挙」だ。

3連休中は、名古屋駅前とか栄辺りでは「党首クラス」の方々による、演説があったようだが、一歩住宅地に入ると上述した通りの状態だ。
では、どんなトコロで選挙戦を闘っているのか?と言うと、やはりネット上のようだ。
「SNSを使って・・・」と言うコトなのだが、お手軽?なTwitterなどでは、多くの立候補者が「つぶやいている」
「つぶやいている」のだが、その内容が・・・。
私がチェックをしたのは「ツイー党」と呼ばれる、政治家がツイートした内容を、ネット上で公開する、と言うサイト。
ツイー党
このサイトなら、政治家一人ひとりのツイートを探す手間が要らない。

そして、サイト内のツイートを読むと、「ポスターを貼った」とか「お昼からも頑張るぞ-」とか・・・。
確かに「つぶやき」であるコトには間違いないと思うのだが、有権者からすると「必要のない情報」のように感じるのだ。
おそらく「選挙参謀」と言われるようなスタッフがいて、あれこれ指南をしていると思うと、「そのツイート、どうなの?」と、少しツッコミを入れたくなる。

それでも、「ネット選挙」の動きは、わずかだが出てきているようだ。
青森の選挙区では、Twitterを介してチョットした論戦が繰り広げられたようだ。
asahi.com:選挙中でも候補者「直接論戦」 Twitterや動画で
面白いな、と思ったのは東京や大阪、名古屋と言った都市部ではなく、青森という選挙区だったと言うコト。

「Twitterをする暇が無い」と言うよりも、「つぶやく」ので手一杯というのが、現状なのかも知れない。「ネット選挙」と話題になり、解禁されたからと言って直ぐにこれまでの選挙スタイルから脱却できるものでは無い、と言うコトなのだと思う。