日本が「バブル経済」に酔っていた頃、若い女性をも巻き込んで人気があったF1。
当時「日本グランプリ」が開催される、鈴鹿サーキットのチケットは超が付くほどのプレミアチケットであり、プラチナチケットだった。
中には、「F1には興味が無いけど、取りあえず・・・」と言う感覚で、お金にモノを言わせたバブル紳士もいたと記憶している。
その「日本グランプリ」で当時の最速ラップを記録したのが、アイルトン・セナだった(最速ラップを出したのは、予選だったが)。
当時、アイルトン・セナが乗っていたのが「マクラーレンホンダ」。
会場はホンダが本拠地とする鈴鹿・・・最高の舞台での出来事だった。
残念なことに、その後セナはレース中の事故により亡くなってしまったが、F1最高のドライバーであったことには変わりないだろう。
と言っても、私はF1のファンでもないし、アイルトン・セナのファンでもない。
もし、その当時のアクセル開度やエンジン回転数など、セナの運転技術等のデータが残っていたとしたら・・・実は、そのデータが残っているのである。
そして、当時のデータを基にHONDAがあるフィルムを製作している。
現在ネット上で公開されている「Dots by Internavi」と言うコンテンツの中にある、「dots Lab Ayrton Senna 1989」。
Ayrton Senna 1989
折しも、HONDAがF1への参戦を決めたばかり。
そして、F1での記録されたデータが、私達が普段乗るクルマに生かされているとしたら・・・。
まさに、その発想や思考と言うモノが、HONDAと言う企業のDNAなのかも知れない。
HONDAというべきなのか、本田宗一郎と言うべきなのかは・・・。
そして、是非この映像を使ったテレビCMを見てみたい!と思うだ。