日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

イロイロなところから、社会を学ぶ

2006-06-23 22:23:40 | 徒然
「スポーツと愛国心」にコメントを下さったMaeketing馬鹿1代のlupinさん、ありがとうございました。
本当は、スポーツこそ一部の人にとって都合の良い「愛国心」に利用されず、楽しめることが大切ですよね。
渋谷で騒ぐ人たちは、スポーツを楽しむことが目的ではありませんから。
それにしても・・・川口は、参加32ヶ国中一番報われないGKでしたね。
普通、あそこまでのプレーをすれば、「勝点」というご褒美が、神様から贈られると思うのですが。
ちなみに、私も結構サッカー馬鹿です。
ひとりでスタジアムに行く、女子サッカー馬鹿というべきかな?

そして、かずさんありがとうございました。
「ニュルンベルグ裁判」というのは、第二次世界大戦後ナチに対して行われた「国際軍事裁判」ですね。
その後、バート・ランカスター主演で映画になった、という記憶があります(主役については、うろ覚え)。
ニュルンベルグという場所で裁判をしたのは、やはりナチ最大規模の党大会が行われたからでしょうね。あくまでも想像ですが。

かずさんの「ニュルンベルグ裁判」のコメントを読んで、フッと思ったことがある。
ニュルンベルグという街は、ナチ最大の党大会が行われ、戦後軍事裁判が行われた地だ。
今では平和そのもののドイツという国が辿ってきた、現代世界史から見るとその風景が違って見える。
今の日本の高校では、そんなことを熱心に教えてはいないだろう。
何故なら、大学受験に関係がないから。
でも、法学部などの試験問題には、このような問題を出して欲しい。
古代インド史だとか、日本史の鎌倉・室町の頃の試験問題を出しても、大学で学ぶために必要な基礎となるモノがあるのだろうか?
むしろ、「人権」や「政策」など、「過去と今、未来」をどう考えるのか?という総合的なモノの見方を受験で問うことのほうが、大切だと感じている。
そんなことを、疑問に思うのだ。
だからこそ、W杯ということをきっかけに、様々なことを学ぶきっかけとして欲しい、と感じる。

ところで、早朝行われた対ブラジル戦。
この時間になって「経験のある監督を希望」などという、コメントが聞かれるようになった。
でもこれって・・・ジーコがクラブチームの監督経験すらないことは、最初から分かっていたこと。
それを「神様・ジーコ」と持ち上げてきたのは、メディアではなかったのか?
「変わり身が早い」と言ってしまえば、それまでなのだが。