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【京都幕間旅情】嵐電モボ611系電車-懐かしい旧塗装思わせる京福電鉄&江ノ島電鉄記念塗装電車がやってきた

2023-12-02 07:00:57 | コラム
■江ノ電風特別塗装
 京阪の大阪万博記念塗装電車をこの前初めて見ましたがちょっと引いてしまう印象でした、特別塗装はもっとワクワク感がなければとおもっていたところだ。

 江ノ電嵐電特別塗装モボ611系電車がやってきました、遠景には一瞬旧塗装なのか、と思われるカラーリングは江ノ電のカラーリングを採用しているとわかります、けれども嵐電はこの京福電鉄時代のような旧塗装の方が風景に馴染んでいたかな、とも思うのだが。

 特別塗装はいいのだけれども、さて江ノ電の方にも将来的にはこの嵐電御紫色電車がそのうち走るのだろうか、と思い巡らせますと、そういえば鎌倉の散策をなかなか再開できないなあ、と嘆息してしまう。三浦半島に行っても横須賀を回るので手一杯であるゆえ。

 嵐電、阪急と隣接する四条大宮駅から嵐電嵐山駅までを結ぶ本線と途中の帷子ノ辻駅から北野天満宮ちかくの北野白梅町まで向かう北野線が有って、本線は複線なのだけれど北野線は単線になっている、昔初めて江ノ電に乗った際に単線だったので驚いた記憶がある。

 運行頻度が高いと共に、最近は全ての駅にあとどのくらいで電車が到着するのかの電子表示盤がついていまして、待たずにというよりももうあとどのくらいで電車に乗れるのか分かるというのは、待ち時間のストレスを解消してくれる点でけっこうだいじだとおもう。

 モボ611系電車はモボ2001系電車など2000年代以降の嵐電電車デザインに大きな影響を与えた電車でして、いや実は古都である京都ですので、ふるめかしい路面電車然としたモボ101系電車を再現したようなデザインの電車を増やしてほしいとも思っているのですが。

 嵐電の来年から導入される新型車は更にガラスを多用して曲線の車体を流線形に近づけた様な、そんな未来的なデザインとなりますので、このモボ611系電車が、旧型電車デザインといわれるようになるのも、そう遠い話ではないのかなあ、と考えたりもするのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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