■防衛情報:ウクライナ戦争
日本も状況さえ違えば核兵器で恫喝されるという地政学上の要衝に国土が位置しています。
ロシアのプーチン大統領は核戦力部隊による臨時演習の実施を発表しました、これは欧州全体への危機感として、ウクライナへの地上部隊派遣の可能性を繰り返し示唆しているフランスのマクロン大統領への牽制とみられますが、2022年のロシアウクライナ戦争勃発以来幾度も繰り返されてきた核兵器による恫喝を再度繰返しているものといえます。
核兵器による恫喝は過去繰返されていますが、ロシアは日本にとっても隣国であり、また第二次大戦後の日ソ基本条約以来、平和条約締結に至っておりません。日ロ間においては現段階では直接戦争となるような緊張状態は回避されていますが、数年間においてここまで露骨に核兵器使用を示唆する恫喝は過去半世紀においても中々見当たらず脅威でしょう。
■防衛情報:ウクライナ戦争
欧州大戦になりかねない。
ロシア外務省はウクライナ国外に所在するイギリス軍施設攻撃を警告しました、これは5月2日にウクライナを訪問したキャメロン外相が年間30億ポンドの軍事援助を行うと発表したことに反発したもので、イギリスがウクライナへ供与した装備がロシア領土に対して使用された場合にウクライナ国外のイギリス軍施設を攻撃するとしました。
ロシア外務省が主張するロシア領土とは、ウクライナ占領地の一部を一方的にロシア本土に編入しているため、どこまでがロシア領土であると明確に示したものではありませんが、仮にウクライナ国内のイギリス軍施設を攻撃した場合、NATOは北大西洋条約五条の集団的自衛権行使という選択肢が生まれ、戦闘が拡大する懸念が生じています。
■防衛情報:ウクライナ戦争
化学防護装備ならば自衛隊の余剰装備を提供できないものでしょうか。
ロシア軍は不特定の化学兵器を使用している、ISWアメリカ戦争研究所4月23日付ウクライナ戦況報告によれば、オチェレティネへ攻撃を加えるロシア軍があらゆる火力を使用しており、その中に化学兵器、恐らく催涙ガスと思われるものを使用しているとのこと。オチェレティネはウクライナ軍が保持しているもののロシア軍は南部に浸透している。
催涙ガスは化学兵器禁止条約には抵触せず、ロシア軍は過去のチェチェン戦争などにおいても化学兵器禁止条約に抵触しない化学兵器を使用しています。ロシア軍はこの他クラスノホリフカ南部において前進、またノボバフムチフカへ浸透を開始しロシア国旗を集落に掲げたという。ウクライナ軍はイワニフスケで反撃に成功しているとのことでした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
日本も状況さえ違えば核兵器で恫喝されるという地政学上の要衝に国土が位置しています。
ロシアのプーチン大統領は核戦力部隊による臨時演習の実施を発表しました、これは欧州全体への危機感として、ウクライナへの地上部隊派遣の可能性を繰り返し示唆しているフランスのマクロン大統領への牽制とみられますが、2022年のロシアウクライナ戦争勃発以来幾度も繰り返されてきた核兵器による恫喝を再度繰返しているものといえます。
核兵器による恫喝は過去繰返されていますが、ロシアは日本にとっても隣国であり、また第二次大戦後の日ソ基本条約以来、平和条約締結に至っておりません。日ロ間においては現段階では直接戦争となるような緊張状態は回避されていますが、数年間においてここまで露骨に核兵器使用を示唆する恫喝は過去半世紀においても中々見当たらず脅威でしょう。
■防衛情報:ウクライナ戦争
欧州大戦になりかねない。
ロシア外務省はウクライナ国外に所在するイギリス軍施設攻撃を警告しました、これは5月2日にウクライナを訪問したキャメロン外相が年間30億ポンドの軍事援助を行うと発表したことに反発したもので、イギリスがウクライナへ供与した装備がロシア領土に対して使用された場合にウクライナ国外のイギリス軍施設を攻撃するとしました。
ロシア外務省が主張するロシア領土とは、ウクライナ占領地の一部を一方的にロシア本土に編入しているため、どこまでがロシア領土であると明確に示したものではありませんが、仮にウクライナ国内のイギリス軍施設を攻撃した場合、NATOは北大西洋条約五条の集団的自衛権行使という選択肢が生まれ、戦闘が拡大する懸念が生じています。
■防衛情報:ウクライナ戦争
化学防護装備ならば自衛隊の余剰装備を提供できないものでしょうか。
ロシア軍は不特定の化学兵器を使用している、ISWアメリカ戦争研究所4月23日付ウクライナ戦況報告によれば、オチェレティネへ攻撃を加えるロシア軍があらゆる火力を使用しており、その中に化学兵器、恐らく催涙ガスと思われるものを使用しているとのこと。オチェレティネはウクライナ軍が保持しているもののロシア軍は南部に浸透している。
催涙ガスは化学兵器禁止条約には抵触せず、ロシア軍は過去のチェチェン戦争などにおいても化学兵器禁止条約に抵触しない化学兵器を使用しています。ロシア軍はこの他クラスノホリフカ南部において前進、またノボバフムチフカへ浸透を開始しロシア国旗を集落に掲げたという。ウクライナ軍はイワニフスケで反撃に成功しているとのことでした。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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